将来は「山形のヨコ軸」に! 国道47号バイパス「新庄古口道路」2024年度全通へ
国道47号の新庄古口道路(新庄酒田道路)の全線開通見通しが、2024年度と発表されました。
地滑り対策やトンネル復旧が完了
国土交通省東北地方整備局山形河川国道事務所は2023年8月8日、国道47号「新庄古口道路」の未開通区間が、2024年度に開通する見通しになったと発表しました。
新庄古口道路は、山形県の新庄市と戸沢村を結ぶ計画延長10.6kmの国道47号バイパスです。現在は両端部分の計4.6kmが開通しています。
現在、工事が進んでいるのは、新庄市大字升形から戸沢村大字津谷までの6.0kmです。開通目標は当初「2022年度内」でしたが、2021年11月に前波トンネル(仮称)の坑口付近で法面に変状が生じ、工事がストップしていました。
調査の結果、地滑りの発生を確認し、その対策やトンネル損傷部分の撤去と再構築・延伸などを実施。
今回、前波トンネル(仮称)の完成の目処が立ち、一部中断していた舗装やトンネル設備の工事も再開できる状況となり、工程を精査した結果、2024年度に開通する見通しになったといいます。
この区間が開通すると、新庄古口道路は全線がつながります。
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新庄古口道路は将来、国道47号「新庄酒田道路」の一部を構成します。
新庄酒田道路は、JR陸羽西線に並行して山形県の新庄市と酒田市を結ぶ地域高規格道路です。山形道・月山道路とともに、山形県内陸部の東北中央道と、庄内地方の日本海東北道を東西につなぐ“横軸”を担うことになります。
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