トンネル天井に付いてる「謎の巨大扇風機」何のため? 涼しそうだけど…使い方違う? 正体はいかに

ジェットファンはどんな場所に設置されている? 必ずしも在るワケではなかった!

 また、トンネルにはジェットファンが設置されている場所とそうでない場所がありますが、この違いについて担当者は以下のように話しています。

「ジェットファンはトンネル延長や交通量などを勘案して必要な箇所に設置されています。

 トンネル内においては概ね約100m間隔で必要台数を設置しています」

 トンネルだからといって必ずしも換気設備があるわけではなく、一方通行のトンネルではクルマの流れが入口から出口へと一方向で自然に換気されるために、あえてジェットファンのような設備を取り付けていないケースもあります。

ジェットファンの点検は基本的に1年に1回実施しているという(画像:NEXCO西日本)
ジェットファンの点検は基本的に1年に1回実施しているという(画像:NEXCO西日本)

 そのほかジェットファンの点検や清掃に関して、前出の担当者は以下のように説明しています。

「点検は基本的に1年に1回実施しており、ジェットファンの清掃や運転状況、構造・配線に問題がないか確認を行っております。

 また、点検の際はお客さまの安全確保のため車線規制を実施させていただいております」

 点検にともなう車線の規制予定については高速道路の情報板やウェブに公開されるため、通行する前に確認しておくと良いでしょう。

※ ※ ※

 トンネルに設置されている巨大扇風機ことジェットファンは、トンネル内の有害な物質を換気する大切な役割を担っています。

 道路上のあらゆる設備には、ジェットファンのように意外と知られていない効果があるのかもしれません。

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