「GTロゴは激熱」 日産「スカイラインNISMO」発表にSNS歓喜!? “新型4ドアセダン”への反響は
日産が4ドアセダン「スカイライン」の特別仕様モデル「NISMO」を発表しました。これに対し、SNSではどのような反響があったのでしょうか。
13代目登場から10年越しの特別仕様モデル
日産は2023年8月8日、特別仕様モデル「スカイラインNISMO」を発表しました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。
スカイラインは1957年に登場したミディアムサイズセダンで、70年近くもラインナップされ続けている日産を代表するモデルです。現行型は13代目で2013年11月に発表されました。
高級車でありながらスポーティな味付けのエンジンや足回り、ハンドリングの良好なFR(後輪駆動)を採用していることが特徴で、ミディアムセダンのなかでも走りの良さを追求した国産スポーツセダンの代名詞となっています。
スカイラインNISMOのコンセプトは「The Skyline GT よみがえれ、羊の皮を被った狼」。NISMOによる原点「スカイラインGT」への敬意を示し、グランドツーリング(GT)カーとしての集大成を目指したといいます。
パワートレインは、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンに7速ATを組み合わせ、FRという基本設定に変更はありませんが、最大出力420馬力・最大トルク550Nmの高性能を発揮します。
ベースとなったスポーティグレード「400R」を比較すると、15馬力・75Nmの大幅な出力向上を実現しています。
専用タイヤは400Rよりもリアを20mm拡幅してグリップ力を高めるとともに、軽量・高剛性を両立したNISMO専用19インチホイールを装備。
加えて、サスペンションとスタビライザーに専用チューニングを施すことで、旋回時にロールを抑えつつも起伏のある路面で追従性を保ち、限界域まで安心して走行することが可能となりました。
これらの専用チューニングにより前席・後席ともに乗り心地を悪化させることなく、俊敏で軽快なハンドリングを実現しています。
インテリアは、黒基調とすることで落ち着いてドライビングできる空間を実現。ドライバーシート周りは280km/h表示のメーターやレッドリングのタコメーターを採用し、走行性能の高さを演出します。
オプションで用意されるブラックのレカロ製スポーツシートはセンターに赤いアクセントカラーを配置。ヘッドレスト一体のバケット形状により、急旋回時のホールド性を確保したといいます。
座面は体圧を分散する構造によって、バケットシートにありがちな硬すぎるものではなく、あくまでもGTカーとしての性質を持たせているため、長時間の乗車においても疲れにくいという快適性も両立しています。
エクステリアは「GT-R NISMO」(2024年モデル)や「フェアレディZ NISMO」など、最新のNISMOロードカーのデザインを取り入れつつ、赤いGTバッジや歴代スカイラインをオマージュした意匠を各部に取り入れたNISMO専用エアロパーツを装備。
専用エアロパーツは重量増加を抑制しつつも、空力性能やラジエーターの冷却性能などの実用性も考慮されたデザインです。
このようなスカイラインNISMOの発表に対しSNSでは、「いいなぁ、あこがれる~」「いつの時代もスカイラインはクルマ好きのアイドル」「日産の意地と信念を感じる」など、肯定的な声が多数。
また、「GTエンブレムがかっこいい」「4ドアセダン好きとしてはマジでありがたい。しかもフロントフェンダーにGTロゴは激熱」といった、GTロゴに注目した投稿も複数ありました。
しかし一方で「欲しいけど限定台数かぁ」「台数限定なのが痛いなぁ」と、1000台限定であることを残念がる人もいました。
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新型スカイラインNISMOは、9月上旬に1000台限定で発売予定。価格(消費税込)は788万400円からです。
さらに、スカイラインNISMOを特別に仕立てた「Limited」(947万9800円)も登場します。
匠による手組みの高精度エンジンや職人による手作業で貼付したデカールなどがあしらわれた100台限定モデルで、2024年夏に用意される予定です。
どうかMTをつくっておくれ
これはかっこいい