ホンダは2023年8月3日、同社の人気の軽スーパーハイトワゴンである新型「N-BOX」を先行公開しました。
　
　詳細なスペックなどは出ていないものの、国内年間販売台数ナンバー1を何度も獲得しており、“日本で最も売れているクルマ”と言えるほどの存在であるN-BOXの新型モデルだけに既存のN-BOXユーザーからも注目を受けているようです。

　ホンダの軽自動車「Nシリーズ」における、最初のモデルとして2011年12月にデビューしたのが初代N-BOX。その後2017年に2代目へモデルチェンジ。そして今回のモデルチェンジで3代目になります。

　新型N-BOXでは、軽乗用車で最大級の室内空間や特徴的なフォルムなどはそのままに、Nシリーズ初のHonda CONNECTや最新の安全運転支援機能を備えます。

　エクステリアは、安定感のある四角いフォルムを基本に、造形そのものから上質さが感じられるデザインとなっています。

　通常モデルでは、丸目のヘッドライトを採用し、愛嬌のある親しみやすいフロントフェイスに。対して、カスタムでは立体感のある緻密な形状のフロントグリルに横一文字ライトを組み合わせ、精悍なフロントフェイスとしています。

　インテリアは、運転席からの目線の高さはそのままに、インパネ上端をフラットなデザインとすることで、手前の路面の視認性を上げ、これまで以上に見晴らしのよい視界を実現しています。

　ハンドル奥には速度などを表示する「7インチTFT液晶メーター」を新採用。またルーフやフロアの部材を変更し、静粛性を向上させています。

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　6年ぶりのモデルチェンジとなった新型N-BOXに対し既存のN-BOXオーナーはどう感じているのでしょうか。

　最も多く見られるのは、「新型N-BOX来たー！」「楽しみが増えました」「レトロ感もある感じなのが良いね」などといった好意的な反応です。

　また「注文可能になればすぐ予約してくる」「買う」といった購入を示唆する意見もあり、キープコンセプトな新型N-BOXを乗り継ぐユーザーが多く現れることを予感させます。その他「なんかステップワゴンっぽい」という感想を持つ人もいるようです。

　一方で「ノーマルにもターボ欲しかった……」と嘆く声もありました。ホンダのティザーサイトでは、現行型（2代目）N-BOXにはあった通常モデルのターボ搭載車のラインナップ記載がなく、そのことを残念に思う人も一定数いるようです。

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　先行公開された新型N-BOXに対し、早くも様々な意見が集まりました。正式な発売は今秋を予定しており、さらなる詳細情報は発売に向けて公開されていくものと見られます。どのようなモデルとなるのか、続報に注目です。