上信越道「3か月間」1車線に 渋滞最大9km予測 群馬と長野の2区間で工事
上信越道の一部区間で、リニューアル工事に伴い最長3か月間にわたる車線規制が計画されています。通常片側2車線が、期間中は1車線に減ります。
トンネル補強と床版取替を実施
上信越道の一部区間が、3か月にわたり終日1車線に規制されます。対象は平日だけでなく土休日にもおよび、最大9kmの渋滞も予測されています。
規制区間は、群馬県内の松井田妙義IC~碓氷軽井沢IC間の下り線と、長野県内の坂城IC~更埴JCT間の上下線です。
松井田妙義IC~碓氷軽井沢IC間は高岩山トンネルの補強工事のため、下り線が約3kmにわたり現状の片側2車線から片側1車線に減少します。
高岩山トンネルは、山からトンネルに対して過度な力がかかっているといいます。工事は、トンネル内の路面が隆起しないようインバートと呼ばれる逆アーチ状のコンクリート構造物を路面の下に設置して、トンネルの変形や沈下を防ぎます。
今回の車線規制の期間は、9月4日から12月15日までの平日です。土休日や一部平日は規制されません。
車線規制の影響で、最大5kmの渋滞が予測されています。
坂城IC~更埴JCT間は床版取替工事のため、上下線が約3kmにわたり現状の片側2車線から片側1車線に減少します。
期間は、上り線(藤岡方面)が2023年9月1日から11月30日まで、下り線(長野方面)が9月1日から10月18日までです。この影響で、平日で最大3km、土休日で最大9kmの渋滞が予測されています。
NEXCO東日本は、上信越道の車線規制区間を走る際、時間に余裕を持って利用するよう呼び掛けています。
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