スズキ“新型”「約254万円の3列7人乗りSUV」登場! 「カローラクロス」級の全長4.4mサイズに5速MT設定! 「エスクード」の系譜も持つ「XL7」改良モデルはどんなクルマ?
スズキのインドネシア子会社が発売した「XL7」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
スズキが海外で販売する3列・7人乗りSUV「XL7」
スズキのインドネシアの子会社であるスズキ・インドモービル・モーター社(SIM社)が2026年7月29日、3列シート7人乗りSUVである「XL7」の一部仕様変更モデルを発売しました。
日本では販売されていないクルマですが、はたしてどのようなモデルなのでしょうか。
スズキといえば軽自動車やコンパクトカーのイメージが強く、国内において多人数乗車が可能なモデルはトヨタ「ノア」のOEMモデルである「ランディ」がラインナップされるのみとなっています。
そのため、「XL7」と聞いてもあまり馴染みのない車名という人がほとんどかと思いますが、実はこの車名、2000年から2005年にかけて日本国内で販売されていた3列シートSUVの「グランドエスクード」の輸出名として、「グランドビターラXL-7」として使用されたのが初出となります。
グランドエスクード自体は1世代で終売となりましたが、北米地域では後継モデルがXL7として販売されており、2009年ごろまで販売が続けられたのち、2020年2月に上記のSIM社が生産する2代目モデルとしてXL7の名前が復活したというのが現在までの流れとなります。

今回、一部仕様変更がなされたXL7は、新デザインのフロントグリルやフロントバンパーガーニッシュを採用して力強さと存在感をさらに高め、インテリアには、インパネやドアトリムにデザインを一新した加飾を施し、上質で洗練された空間を演出。
またボディカラーには上位グレードの「アルファ」に新色の「アイスグレイッシュブルー」とブラックを組み合わせたツートーンカラーを設定し、よりダイナミックなスタイリングとしました。
運転支援機能では、360度ビューカメラやドライブレコーダーを新たに搭載し、安全性能を強化したのもポイントとなっています。
パワートレインは従来モデルから継続して搭載される1.5リッター直列4気筒の「K15B」型が採用されており、上位グレードのアルファと中間グレードの「ベータ」にはスズキ独自のマイルドハイブリッドシステムである「Smart Hybrid Vehicle by Suzuki(SHVS)」が組み合わされ、トランスミッションは4速ATのほか、5速MTも用意されます。
ボディサイズは全長4450mm×全幅1775mm×全高1710mmとなっており、日本でいうとトヨタ「カローラクロス」にほど近いサイズで、3列シートSUVながら扱いやすいサイズとなっています。
価格は2億8530万インドネシアルピア(約254万円・2026年8月中旬のレート、以下同)から3億2970万インドネシアルピア(約294万円)となっており、現地では日本でも販売されているコンパクトSUV「フロンクス」に近しい価格帯となっています。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。






























