「知らなかった!」クルマの窓に入っている「謎の線」は何のため? デザインなの? 安全に役立つ「意外な使い方」とは
フロントガラスはどうするの?
このように、リアガラスに入った横線はリアガラスの曇りを取り除くのに活躍しますが、ではフロントガラスが曇ってしまった時はどう対処すれば良いのでしょうか。

フロントガラスが曇った際には「デフロスター」という機能を使用しましょう。
デフロスターは、ダッシュボード前部にある吹き出し口から暖かい風をフロントガラス内側に当てることで、曇りを取り除く機能です。
デフロスターを作動させるスイッチはリアデフォッガーと同じくコンソールパネルにあり、「FRONT」という文字と、3本の縦矢印が描かれたスイッチで操作しますので、フロントガラスが曇った場合はこのスイッチを押しましょう。
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このように、リアガラスに入っている横線はデザインではなく曇りを取り除くための「電熱線」でした。
意外と「知らなかった」という人は多いかもしれない、この2つの機能「リアデフォッガー」と「デフロスター」。
四季折々で天気や温度・湿度などが大きく変化する日本のような環境において、安全に運転するためには必要な機能です。
ぜひこの機会に使い方を覚えておくと安心でしょう。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。
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