三菱が迫力カスタムの「4WD」実車展示! 迫力のゴツ系マスクがスゴい! 新型「トライトン」ドレスアップ仕様をタイで初公開!

2023年7月26日、三菱は約9年ぶりに「トライトン」をフルモデルチェンジし、タイで世界初公開しました。日本でも発売予定のニューモデルですが、発表会場には早くもワイドフェンダーなどでドレスアップしたカスタム仕様が展示されていました。

日本でも来るのか!? 早くも迫力のカスタム仕様を発表

 2023年7月26日、三菱自動車工業(以下、三菱)はピックアップトラック「トライトン」を約9年ぶりにフルモデルチェンジし、タイで世界初公開しました。
 
 発表会場に並べられた様々な新型トライトンのなかには、ワイドフェンダーなどでドレスアップしたカスタム仕様も展示されていました。

7月26日に世界初公開された三菱 新型「トライトン」ワールドプレミア会場で披露された「シグネチャースタイリングパッケージ」
7月26日に世界初公開された三菱 新型「トライトン」ワールドプレミア会場で披露された「シグネチャースタイリングパッケージ」

 三菱のピックアップトラックシリーズは、1978年に「フォルテ」のネーミングで登場して以来、「ストラーダ」「トライトン」と名前を変えながら、45年・5世代にわたり約560万台を生産し、世界の約150の国や地域で販売されてきた重要な世界戦略モデルです。

 こうした重責を担うべく、今回発表された新型トライトンは、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなど、全ての面で一新しています。

 パワートレインには、新開発の2.4リッター 直列4気筒「4N16」型DOHCインタークーラー付きディーゼルターボを採用し、用途に応じた異なる性能を持つ3つの仕様を用意。高出力版では最高出力150kW・最大トルク470Nmの性能を発揮します。

 トランスミッションは6速MT(マニュアルトランスミッション)仕様と、スポーツモード付6速AT(オートマチックトランスミッション)仕様が設定されます。

 アクティブヨーコントロール(AYC)を新たに追加した四輪駆動システム「スーパーセレクト4WD-II」や、機能向上し7つのモードを持つドライブモードにより、走行性能も向上させたほか、先進運転支援機能も充実させました。

 ボディサイズは全長5320mm×全幅1865mm×全高1795mm、ホイールベース3130mm(ダブルキャブ/4×4モデル)。

 先代モデルに対しボディサイズを拡大しています。

 外観デザインのコンセプトに「BEAST MODE」(勇猛果敢)を掲げ、タフさを増した外観のデザインとしました。

 水平基調で張りのあるスタイリングに加え、三菱車共通のフロントマスク「ダイナミックシールド」も力強さを増した形状とし、タフさや力強さに加え、堅牢さと俊敏さを表現しています。

 ボディタイプは、4ドア・2列シートの「ダブルキャブ」を中心に、1列シートのベーシックな「シングルキャブ」、シート後ろに荷室空間を持ちリクライニングも可能な「クラブキャブ」の3タイプを仕向け地別に設定。

 世界初披露が行われたタイ・バンコクの会場には、3つのボディタイプをベースに、様々なカスタマイズを施した新型トライトンが紹介されています。

 既に発売が開始されているタイでは、様々な純正アクセサリーが用意されていることから、こうしたパーツを用いたドレスアップされたモデルも展示されていました。

 なかでも「シグネチャースタイリングパッケージ」は「フェンダーアーチモールディング」やクロームの「グリルエンブレム」「フューエルリッドガーニッシュ」「サイドドアガーニッシュ」「スポーツバー」、そしてBピラーの装飾やサイドバイザー、荷台の「ベッドライナー」などをセット装着したものです。

 もともと迫力ある新型トライトンのスタイリングの随所にブラックやクロームのパーツを加えたことで、迫力はさらに増しています。

 三菱では、新型トライトンの開発時からカスタマイズパーツも同時に企画・デザインしてきたといい、耐久性や機能性なども含めテストを重ねてきたと説明します。

※ ※ ※

 新型トライトンは、2024年初頭より約12年ぶりに日本での販売も行われると発表されており、こうしたパーツも同時に発売される可能もありそうです。

 国内仕様について詳細な仕様などはまだ明らかにされていませんが、導入が期待されます。

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