日産スライドドアバンに高級「車中泊仕様」あり! ウッド&茶シート内装が超「オシャ」な「キャラバン ES TX CONCEPT」とは
静岡県の老舗カーショップ「オグショー」は、2023年に新しいトランスポーター「ES TX CONCEPT」を発表し、好評を博しています。ベース車は日産「キャラバン」です。
オシャレなウッド内装で「高級感」アリ! プレミアムな「車中泊」カー誕生
2023年に創業31周年を迎えたカーショップ「OGUshow(オグショー)」(静岡県浜松市)。トランスポーターに関するカスタムや修理、パーツ製造販売を手掛ける同社は、2023年、新たに「ES TX CONCEPT」を発表しました。
ウッドデザインを散りばめたプレミアムな本車両の詳細と特徴について、話をうかがいました。
車中泊が可能なキャンピングカーを含め、トランスポーターの内装設計や施工、販売などを中心に行っているカーショップのオグショーは、これまでも、ハイエースをベースにしたピックアップトラック「HIACE W PICKUP TRANSPORTER」など、個性的なスタイルをもった様々なモデルを発表しています。
そのオグショーが創業から31年を迎えた2023年に公開したのが「ES TX CONCEPT」です。
オグショーの担当者は次のように話します。
「30年という節目を越えて、今までの企業イメージから少し変化をつけたかったのです」
このような思いもあって、ES TX CONCEPTは企画されたといいます。
ベースとなっているのは日産「キャラバン プレミアムGX」。少し前から「ハイエース」用カスタムパーツなどでも人気を集めていたという、ウッドデザインを多く取り入れました。
ベッドフレームとサイドパネルをセットした「ES TXベッドシステム」(消費税込価格:33万円、以下同)には、車内の過酷な温度変化(+70℃~-30℃)や湿度変化を考え、あえて合板やメラミン化粧板、スチールを使用。しっかりとした耐久性を備えています。
ベッドマット表皮には、耐久性・耐水性に優れながらビンテージ感のあるPVCレザーを採用しました。
また、アームレストやドリンクホルダー、収納スペースを一体化した「ES TXセンターコンソール」(7万9200円)も用意。そのほか、ウィンドウパネルに取り付けられる「ES TXケミカルトレー」(2万2000円)、「ES TXツールトレー」(2万5300円)、「ES TX フリップテーブル(L)」(2万9700円)なども設定しています。
さらに、リアやサイドに配置できるステップなどもラインナップ。また、今後は日よけになる「ES TX バックドアタープ」なども展開する予定です。
これらの車内パーツは、ユーザーでも簡単に取り扱いできるように開発されており、ベース車両があれば自分で取り付けが可能です。そのため、同社の通販サイトからでも購入できるようになっているといいます。
ES TX CONCEPTのユーザーからの反応は上々だそう。特に人気を集めるのは、好きなパーツだけ選んで装備できるという点です。
そのため、フロアパネルとベッドだけを購入する人や、テーブルと組み合わせる人などもいるそうです。
また、後からアイテムを追加購入できるのも魅力となっています。
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キャラバンは、日産自動車が販売しているワンボックス型の商用バン。日本では、トヨタ「ハイエース」と並び、商用バンの代表的な存在として知られます。
広い荷室空間や、どっしりと存在感のあるフロントフェイスを備えるほか、「全方位運転支援システム」や「インテリジェント エマージェンシー ブレーキ」といった先進安全技術も搭載しています。
またバリエーションとしてディーゼルターボエンジンモデルを用意するほか、個人ユーザー向けの上級グレード「プレミアムGX」「GRAND プレミアムGX」「AUTECH」や、車中泊仕様「マルチベッド」などを多彩に展開しています。
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