トヨタ新型「ランクル」価格は? 最高326馬力のハイブリッド搭載で米国に登場 来春導入へ

トヨタの北米法人が、新型「ランドクルーザー」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

限定仕様含む3種類を設定

 トヨタの北米法人は2023年8月1日(日本時間2日)、新型「ランドクルーザー」(ランクル)を発表しました。2024年春導入予定です。

トヨタ新型「ランドクルーザー1958」
トヨタ新型「ランドクルーザー1958」

 ランクルは1951年、日本で警察予備隊(現、自衛隊)向けに計画された四輪駆動車が起源のSUVです。米国では1958年から販売されています。

 1990年には都会的なスタイリングを意識した派生モデルの「ランドクルーザープラド」が登場。1996年に90系、2002年に120系、2009年に150系と代を重ね、現在に至ります。

 なお、海外の一部地域では、ランクルプラド(150系)は「ランドクルーザー」の名前で展開されてきましたが、そのうち米国では2021年以来、ランクルシリーズが販売されていませんでした。今回は3年ぶりにライトデューティーの系譜を引き継ぐ新たなランクルが登場します。

 新型ランクルのボディは、TNGA-Fプラットフォームを採用し、従前モデル(200系)よりもシャシーの剛性を高めることでオフロードでの走破性を高めています。

 また、往年のランクルを彷彿とさせるスクエアな印象を継承しており、Aピラーを後退させることで外観を引き締めるだけでなく、運転時の視認性を向上させています。また、フロントオーバーハングを小さくすることで、より接近感を高めています。

 パワートレインは、最高出力326馬力、最大トルク465lb.-ft.を発揮するi-FORCE MAXターボチャージャー付き2.4リッター4気筒のハイブリッドシステムを搭載し、8速ATと組み合わせます。

 グレードは標準タイプの「ランドクルーザー」に加え、「ランドクルーザー1958」と「ランドクルーザー・ファーストエディション」の3種類が設定されます。

 ランクルが北米に上陸した年にちなんだ「1958」は、その象徴である丸型LEDヘッドライトや「TOYOTA」ヘリテージグリル、LEDフォグランプなどを採用。

「ファーストエディション」は、生産開始から2か月間、5000台限定で、2色のツートンカラーの新塗装やオフロード装備を追加した限定仕様車です。

 ボディカラーは、アイスキャップ、ウィンドチルパール、アンダーグラウンド、ブラック、メテオシャワー、トレイルダスト、ヘリテージブルーの7種類から選べます。

 米国向けの新型ランクル(2024年型)は、日本の田原工場と日野工場で生産され、2024年春に米国へ導入されます。

 現地での価格は、5万ドル(約720万円)台半ばからです。グレードごとの価格や燃費などの詳細は、発売日間近に発表されます。

【画像】「丸目」採用! 米国専用のランクル「1958」「ファーストエディション」を画像で見る(30枚)

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1件のコメント

  1. デフロックが前輪にない、MTがない、ショートモデルがない。そして幅が広すぎる。大排気量モデルもない。

    つまらない。

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