えっ…? 高速道「追い越し車線は2km以上で捕まる説」は本当? SNSでは「1.5kmで捕まった」の声も… 遠出前に覚えておきたいコト

夏シーズンに入り、お盆の帰省やレジャーなどクルマで高速道路を走る機会も増えるでしょう。そうした中で「追い越し車線を2km以上走り続けると捕まる」との噂が聞かれます。果たしてこれは事実なのでしょうか。

高速道路は速度や車線以外にも気にするコト多し! 遠出前に覚えておくコトとは

 そのほか、高速道路では「最低速度違反」や「道路の逆走」にも注意しましょう。

 最低速度違反は道路交通法第75条の4に規定されています。

 そこには「緊急自動車を通行させるときや危険防止上やむを得ないとき」、そして「中央分離帯で分離されていない道路」など一定の場合を除き、高速道路の本線車道では指定された最低速度を下回ってはいけないと定めています。

 最低速度標識は数字の下に青線が引かれた道路標識であるため、走行中に確認しておきましょう。

 なお、道路標識などで最低速度が指定されていない場合は法定の最低速度が時速50kmと決まっています。

大型連休などは運転に不慣れな人も遠出する機会も多く、逆走トラブルなどにも注意したいところ
大型連休などは運転に不慣れな人も遠出する機会も多く、逆走トラブルなどにも注意したいところ

 また高速道路の逆走に関しても、他人事と思ってはいけません。

 過去に国土交通省が公表した資料によると、2011年から2018年に発生した逆走事故のうち30歳未満のドライバーが13%、30~65歳未満のドライバーが33%と全体の46%程度を占めており、逆走事故は決して高齢者特有の事故ではないことが分かります。

 初めて行く場所で慣れない道を走ったり、高速道路の運転に慣れていないドライバーの場合は十分な注意が必要です。

 そして高速道路では一般道と同じ様に全同乗者にシートベルトの着用義務が存在します。

 しかし、一般道では後部座席の人がシートベルトを装着していなかった場合でも違反点数が無いことからその流れで高速道路でも着用していないことがあります。

 シートベルトは万が一の事故でも被害を軽減させる大切な装備となるため、運転手は同乗者にシートベルトをするよう声かけをしておきましょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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