レクサス顔のトヨタ「最大級ミニバン」実車展示! 内装はもう“レクサス超え”!? ド迫力の中国「シエナ」が登場
トヨタは、米国や中国などで“全長5mを超える”ミニバン「シエナ」をラインナップしていますが、トヨタと中国・広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は、そんなシエナのカスタムショーの動画を同社のSNSで公開。これを見ると出展車の中に、トヨタの高級ブランド「レクサス」のスピンドルグリルを装着した“レクサス顔”のシエナがあるようです。どのようなモデルなのでしょうか。
内装は本家レクサス超え? レクサス顔の「シエナ」が登場
日本でトヨタのミニバンといえば「アルファード」や「ノア/ヴォクシー」「シエンタ」などを連想しますが、米国など海外では“全長5mを超える”「シエナ」がラインナップされています。
中国もシエナが販売される地域の1つですが、トヨタと広州汽車の合弁会社「広汽トヨタ」は、そんなシエナのカスタムショーを開催し、その様子を同社のSNSアカウントで公開しています。
これを見ると出展車の中に、トヨタの高級ブランド「レクサス」のスピンドルグリルを装着した“レクサス顔”のシエナがあるようです。
シエナは、1997年に北米市場でデビューしたラージサイズミニバンです。3代目までは北米市場向けに展開されていましたが、現行の4代目はカナダ、メキシコ、台湾、韓国など様々な地域にも輸出されており、さらには米国のほか中国でも現地生産されているなど、グローバルモデルとなっています。
販売地域を拡大したシエナではありますが、残念ながら日本には正規導入されておらず、一部の並行輸入車業者が先代モデルを輸入し販売しているのが確認できますが、現行モデルの販売は確認できません。
一方、2022年には、トヨタが日本で登録した4代目シエナがトレッサ横浜やカラフルタウン岐阜で展示されたほか、ソフトバンク先端技術研究所が日本で行った「自動運転のレベル4の解禁に向けた実証実験」に4代目シエナを用いており、日本のナンバーを付けたシエナも目撃されております。
中国で販売される4代目シエナのボディサイズは全長5165mm×全幅1995mm×全高1765mm、ホイールベース3060mmで、日本の「アルファード」よりも大きいサイズです。
パワートレインは、システム最高出力184馬力・最大トルク236Nmを発揮する2.5リッター直列4気筒エンジンに、最高出力182馬力・最大トルク270Nmを発揮するモーターを組み合わせたハイブリッドで、システム最高出力は246馬力を発揮します。
これに組み合わせるトランスミッションは、E-CVT。価格は、30万9800元(約606万円)からです。
そんなシエナのカスタムカーショーが、中国で開かれたようで、「広汽トヨタ」はその様子をリポートする動画を、同社のSNSアカウントで公開しています。
その中で紹介されたのは、レクサスでお馴染みの“スピンドルグリル”を装着した1台。スピンドルグリル化に伴いフロントバンパーのデザインも変更されているほか、ミラー、ホイール、テールライトなど様々な部分に手が入っています。
しかし、一番注目すべきなのは内装です。ボデイカラーに合わせブルーとホワイトのコントラストがオシャレな内装に張り替えられ、フロアも大理石風のデザインとなるなど、高級感が底上げされ、本家レクサスよりもさらに手間のかかっている様子が伺えます。
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シエナのカスタムショーでは、このクルマ以外にも様々なシエナが展示されました。中にはアルファードのような巨大なグリルを装着したシエナもあり、中国のカスタム文化を感じることができます。
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