さよなら富士重工業、新社名「SUBARU」へ 社名変更にともなう影響は限定的?
社名変更、現場の社員は…?
富士重工業の広報担当は、「長年、『富士重工業社員』として生きてきたので、この社名にもちろん愛着はあります」という一方で、「それ以上に期待感の方が大きい」ともいいます。
「名実ともに『SUBARUの社員』と名乗れることへの期待感、喜びの方が大きく、『もっともっとスバルブランドを磨いていこう』という気持ちです」
社名を変更するにあたり具体的にどのような準備を進めてきたか、という点については「実は大きな準備はありません」といいます。
「すでにSUBARU(スバル)ブランドで長年事業を展開しており、たとえば、スバルマーク・ロゴは変わりませんし、国内の販売会社も全て『○○スバル』ですから影響ありません。変更が必要だったのは、本社や工場の看板の架け替え、社用封筒や名刺の作り変え程度です」
一方、2008(平成20)年に社名変更したパナソニックは、同じ社名変更でも事情が大きく異なったようです。