トヨタ新型「“3列シート”SUV」まもなく発売! 斬新な“大きなRAV4”登場で「これ欲しい!」「ずっと待ってた」の声も! スタイリッシュで“乗りやすい”新型「ハイランダー」に注目集まる“販売店”の反応は!
トヨタは、米国工場で生産した「ハイランダー」を、2026年8月から全国のトヨタ車両販売店で発売すると発表しました。米国基準に適合した車両をそのまま導入できる新たな認定制度を活用した1台として注目を集めており、販売店にはどのような反響があるのでしょうか。
トヨタ新型「“3列シート”SUV」発売!
2026年7月1日、トヨタは米国工場で生産した「ハイランダー」を、2026年8月から全国のトヨタ車両販売店で発売すると発表しました。販売店にはどのような反響があるのでしょうか。
ハイランダーは、市街地走行から多人数乗車まで幅広く対応できるミッドサイズSUVです。米国では2001年に初代モデルの販売を開始し、日本でも2000年から2007年までは「クルーガー」の車名で展開されていました。
その後、3代にわたり走行性能や3列シートによる居住性などの改良を重ね、米国では累計で360万台以上を販売するなど、ファミリー層から高い支持を集めてきました。
4代目となる現行モデルは、2019年4月に米国・ニューヨーク国際オートショーで世界初公開されました。取り回しやすいボディサイズを保ちながら全長を先代比60mm延長し、荷室容量を拡大。2列目シートのスライド量も30mm拡大し、3列目の居住性を高めています。
この現行モデルが、今回新たな認定制度の活用により日本へ導入されることになりました。
同制度は、米国で生産され米国の安全基準に適合した車両について、国内での追加試験を行わずに販売できる仕組みで、2026年2月に施行されています。
トヨタはこの制度を活用し、2026年4月にトヨタモビリティ東京を通じてハイランダーの取り扱いをまず開始しています。そして、8月1日から全国のトヨタ車両販売店でも発売されることとなりました。

日本仕様は「Limited ZR Hybrid」の1グレード構成です。なお、生産拠点は米インディアナ工場ですが、米国仕様ではなくニュージーランド市場向けを日本に輸出しています。
エンジンには2.5L直列4気筒を搭載し、最高出力は142kW(193PS)/6000rpm、最大トルクは242Nm/4400rpmを発揮します。
フロントモーター「5NM」とリヤモーター「4NM」を組み合わせたシリーズパラレルハイブリッドシステムにより、全車E-Four(4WD)を搭載し、参考値ながらシステム最高出力184kWの力強い動力性能を備えます。
雨天や雪道、高速走行など多様な路面状況でも安定した走りを発揮できる点が特徴です。
ボディサイズは全長4950mm×全幅1930mm×全高1730mmとし、ホイールベースは2850mm。
3列シートを備えた7人乗りの室内には、パノラマルーフやJBLプレミアムサウンドシステム、カラーヘッドアップディスプレイなどを配し、3列目をフロアに収納すれば約870Lの大容量ラゲージスペースを確保できます。
安全装備では、プリクラッシュセーフティやレーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、オートマチックハイビーム、パーキングサポートブレーキ、ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニターといった「Toyota Safety Sense」の各機能を標準装備しました。
一方で、マルチメディア関連が英語表記となるほか、ソフトウェア更新サービスや車載ナビの一部機能が利用できないなどの制約もあります。
前後席にはSRSエアバッグやSRSカーテンシールドエアバッグも備え、安全性能を高めています。
インテリアは、合成皮革のシート表皮に本革巻きのステアリングホイールを組み合わせました。運転席には10ウェイ、助手席には8ウェイのパワーシートを採用し、前席にはシートヒーターとベンチレーション機能も設定しています。
走行モードはエコ・ノーマル・スポーツから選べるドライブモードセレクトを備えます。
価格(消費税込)は、860万円の設定です。
それでは、今回発表されたハイランダーの全国発売について、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。関東圏のトヨタ販売店の担当者は以下のように話します。
「当店では、3列シートが必須でありながらミニバンには乗りたくないお客様からお問い合わせをいただいております。
ランクル250や300などのガチガチのオフローダーではなく『RAV4をひと回り大きくしたようなスタイリッシュな3列シートSUVを待っていた』という声をいただいております」
また、関西圏の関東圏のトヨタ販売店の担当者は、ハイランダーの購入層に対して以下のように話します。
「これまで北米トヨタのSUVは並行輸入の左ハンドルが一般的で、維持や保証のハードルが高めでした。今回はニュージーランド仕様ベースの右ハンドルかつ、正規ディーラーでメンテナンス可能という点が、『これなら大手を振って乗れる!』と並行輸入車を躊躇していた人に刺さっているようです。
また、全国展開後の販売計画が月間40台という非常に限定的な数字であることから、人と被りたくない富裕層や、並行輸入カスタムが好きな層からもお問い合わせをいただいております」
米国生産車をそのまま導入する認定制度の活用によって実現した今回の全国発売は、これまで国内になかった大型3列シートSUVの選択肢を広げるものとして、販売店からの関心も一段と高まりそうです。
Writer: 本城庵
自動車分野を専門とするWebライター。軽オープンカー、輸入車、EV、バイクまで幅広い車種経験を活かした記事を執筆。運行管理者資格を保有し、交通事情や物流業界など専門性の高いテーマにも対応。



















































