「東名~国道1号バイパス」を接続! 静岡・湖西「バッテリーロード」9月末開通 浜名湖西岸の南北軸に
静岡県湖西市の都市計画道路「大倉戸茶屋松線」が、2023年9月30日に開通します。東名高速と、海岸部を走る国道1号バイパスを結ぶ南北軸が新たにできます。
大倉戸IC~新居鉄工団地付近間が開通
静岡県西部の湖西市で整備が進む都市計画道路「大倉戸茶屋松線」の、大倉戸ICから新居鉄工団地付近までの区間が2023年9月30日に開通します。これにより東名高速から国道1号バイパスまでが、スムーズに移動できるようになります。
大倉戸茶屋松線は、湖西市の新居町浜名(大倉戸IC)から古見(国道301号)までを結ぶ延長5.2kmの道路です。幅員16m、車道2車線で整備が進んでいます。
ルートは浜名湖沿岸を走る国道301号や旧新居町中心部の混雑を緩和するため、西側へ迂回しています。
沿線では車載用電池の生産拠点となる「KOSAI Battery Park(コサイ・バッテリーパーク)」の整備が進んでおり、今回開通する大倉戸茶屋松線も「バッテリーロード」という通称が付いています。
この開通で、海岸部を走る国道1号国道浜名バイパス・潮見バイパスの大倉戸ICから湖西市役所を経由して東名高速の三ヶ日ICに至る南北軸が完成。周辺の渋滞緩和とともに、災害時の緊急輸送路として機能することが期待されています。
また、広域の道路網を支えるルートとして、東名~渥美半島、東名~国道23号バイパス、国道1号バイパス~三遠南信道などの移動にも使えそうです。
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