え…? ボンネットの上の「謎ミラー」何のため!? 「滅多に見ない」「実は便利!」幅広い世代から「反響」集まる
「フェンダーミラー」現役世代と未経験世代、両者の意見とは
近年は、免許を取得した時からドアミラーが当たり前の装備だという世代が、ドライバーの中心となっています。
そのためフェンダーミラーに対し、新鮮な目で見る声も多く見られます。

「父の保有するフェンダーミラー車を運転すると後方が見やすいです」「たまーにフェンダーミラー車を運転すると目線移動の違いに驚く」といった驚きがあるようです。
また、長期にわたりモデルチェンジをせず、無骨な雰囲気を保つ本格四輪駆動車「ランドクルーザー70」に乗っていたという人は「あえてフェンダーミラーに付け替えてレトロな雰囲気を楽しみました。背の小さい私でも見やすくよかったです」といったコメントを寄せています。
一方で、免許を取得した当時はフェンダーミラーが当たり前だったという世代の人は「狭い道での車幅が把握しやすい」「視線の移動が少ないから安全」と、その利点について力説しています。
またフェンダーミラーにも種類(ランク)があり「自分のは角度を手動調整するので、いちいち降りて直すのが面倒だった」「クラウンの電動調整ミラーは手元で簡単に操作できて便利だった」など、フェンダーミラーには角度調整ひとつとってもドラマがあるようです。
しかし同時に「ドアミラーに慣れたらもとには戻れない」「フェンダーミラーに比べ近くに(手前に)映るので楽」「フェンダーミラーは鏡面のサイズが小さい」「安心感が違う」とも語る人も多いようです。
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スタイリッシュさを競っていた1980年代当時の国産スポーツカーなどは、フェンダーミラーが似合わなかったと語る声も見られます。
「(イタリアの名デザイナー)G・ジウジアーロが手がけたいすゞ・ピアッツァは、フェンダーミラーが似合わなかった」「ドアミラー第1号の日産・パルサーEXA(エクサ)が格好良くて欲しかった」といった意見の数々です。
そして多かったのは「さっそく自分のクルマのフェンダーミラーを外し、後付けのドアミラーキットを取り付けました」というコメントでした。
当時のクルマ好きたちが、ドアミラー認可前後に奔走した様子がうかがえます。
Writer: くるまのニュース編集部
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