「小さくてカッコイイ!」 ホンダが全長4m級「新型SUV」発売! 「RS」もアリ! 超コンパクトな「WR-V」をマレーシアで販売開始 約275万円より

2023年7月13日、ホンダ・マレーシア法人はコンパクトSUVのニューモデル、新型「WR-V」の発売を開始しました。価格は8万9900リンギット(約275万円)からです。

先行予約1か月で2500台を受注

 ホンダのマレーシア法人は2023年7月13日(現地時間)、新型「WR-V」の発売を開始しました。

日本でも人気が出そうなサイズ感! マレーシアで販売を開始したホンダのコンパクトSUV、新型「WR-V」
日本でも人気が出そうなサイズ感! マレーシアで販売を開始したホンダのコンパクトSUV、新型「WR-V」

 WR-Vは、現行モデルで2代目となるコンパクトSUVです。

 マレーシアにおいてコンパクトSUVカテゴリーのニューモデルが導入されることは、日本の量販メーカーのなかで初だといいます。

 WR-Vは初代が2016年にブラジルで初公開され、翌年より発売を開始。2022年11月にインドネシアで2代目が世界初公開され、同国をはじめタイなど各国で発売を開始しています。

 マレーシアに導入される新型WR-Vは、最高出力121ps、最大トルク145Nmを発揮する1.5リッター DOHC i-VTEC ガソリンエンジン搭載車で、トランスミッションはCVT(無段変速機)と組み合わされます。

 ボディサイズは、全長4060mm×全幅1780mm×全高1608mmで、最低地上高は207mmです。

 現地で展開されるのは、通常グレードが「S」「E」「V」の3タイプ。

 加えて、スポーティな「RS」グレードも設定され、専用エンブレムや独自デザインのフロントグリル、17インチデュアルトーンアロイホイールなどが備わります。

 新型WR-Vの装備面では、電動格納式ドアミラー、オートLEDヘッドライト、LEDデイタイムランニングライト(DRL)、LEDフロントフォグランプ、LEDシーケンシャルターンシグナルを装備します。

 室内はコンパクトなサイズながら空間を最適化し、モダンなインテリアデザインや、オートエアコン、本革シートなどとともに、ドライバーと同乗者が快適な空間で過ごすことが出来るといいます。

 実用面では、380リットルの荷室容量と、60:40分割可倒式リアシートなどで柔軟なシートアレンジを可能とします。

 また6スピーカー付きでスマートフォン連携が可能な7インチディスプレイオーディオや4.2インチTFTメータークラスター、パドルシフトも備えるほか、プッシュ式スタートボタン付きスマートエントリー、リモートエンジンスタート、ウォークアウェイオートロックなども搭載します。

 先進運転支援機能「ホンダ センシング」は、衝突軽減ブレーキシステム (CMBS)をはじめ、アダプティブクルーズコントロール (ACC)や車線維持支援システム (LKAS)など8つの安全機能を有します。

 さらにRSグレードにはコネクティッド機能「ホンダコネクト」も装備され、安全性やセキュリティ、利便性も高めます。

 ボディカラーは、新色「ステラダイヤモンドパール」を含む全5色を設定。

 マレーシアでの販売価格は、「S」8万9900リンギット(約275万円)から「RS」10万7900リンギット(約330万円)までです。

※ ※ ※

 ホンダ・マレーシア法人の吉村宏信 常務取締役 兼 最高経営責任者(CEO)は発売に際し、次のようにコメントしています。

「新型WR-V発売に先立ち、2023年6月に予約注文を開始し、マレーシア国民の注目を集めたことで、1か月で2500件以上の予約があったと発表できることを誇りに思います」

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