クルマのエンジン「運転後にすぐ切ったら壊れる!?」 昔は“絶対NG”だった行為…今は大丈夫なの? 最新のエンジン事情とは
もはや懐かしい「ターボタイマー」とは
このように、昔のターボ車にはアフターアイドリングが必要で、切っても切り離せないものでした。
とはいえ、運転が終わった後に数分じっとクルマで待っているのはなかなか面倒なもの。
そんな「毎回アフターアイドリングをしたくない」という人たちから支持され、当時大活躍したアイテムが「ターボタイマー」です。

ターボタイマーは、あらかじめ設定した時間までエンジンを動かし続けてくれる機能を持ち、例えば「5分」と設定しておけば、エンジンキーをオフにした状態でも、5分後まではエンジンが動き続けます。
そして設定の時間が来れば、自動的にエンジンがストップするという優れものでした。
運転後にクルマで待たなくても良いという便利さから、かつてはターボタイマーはターボ車にとっては必須のアクセサリーでしたが、現在のようにアフターアイドリングが不要になったことで残念ながら出番は激減。
ほぼ見ない「懐かしのカーアクセサリー」になってしまいました。
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クルマの進化によって、「運転後もクルマとしばらく待つ」という懐かしい行為が必要なくなったことは、間違いなく利便性が高まり喜ばしいことですが、その行いがかつてのアクセサリーとともに忘れ去られていくことに時代の変化と一抹の寂しさを感じる人もいるかもしれません。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。




















