トヨタ新型「ヴェルファイア」まさかの“プレミア志向”に大変革! 新型「アルファード」と迷うユーザー増加中!? 販売店での反響は
トヨタの高級ミニバン「ヴェルファイア」がおよそ8年ぶりにフルモデルチェンジしましたが、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。
デビュー間もない新型「ヴェルファイア」に販売店の反響は?
2023年6月21日、トヨタは高級ミニバン「ヴェルファイア」を、兄弟車「アルファード」とともにおよそ8年ぶりのフルモデルチェンジを実施しました。
待望の新型登場に対し、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。
ヴェルファイアは、2008年の2代目「アルファード」登場と同時に兄弟車として誕生しました。
もともとアルファードは、トヨペット店で「アルファードG」、ビスタ店(のちのネッツ店)で「アルファードV」として、それぞれエンブレムやグリルの細部などに差異を設け販売されていました。
しかし2代目アルファードが登場したタイミングで、アルファードVがヴェルファイアとして独立。独自の精悍な外観デザインなどで、大きく差別化を図っています。
歴代ヴェルファイアは、その個性の強さから、兄弟車のアルファードを超える販売シェアを獲得していました。
しかし2017年12月に実施された先代モデルのマイナーチェンジ以降はその割合が逆転。
両モデル共にトヨタの全販売店での取り扱いが始まったうえ、ヴェルファイアのグレード整理が行われたこともあって、モデル末期にはアルファードに人気が集中した状況でした。
今回登場した3代目の新型ヴェルファイアでは、改めてアルファードとのキャラクターの違いを強化し、より個性を打ち出したモデルへと進化しています。
デビュー当初、新型アルファードが用意するグレードは「Z」と「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」の2種類です。
これに対し新型ヴェルファイアは「Z Premier(プレミア)」と「Executive Lounge」で、2グレードの体制は変わらないものの、異なるグレード構成となっています。
新型ヴェルファイアのエクステリアには、黒色の漆黒メッキを基調とした金属加飾が施され、アグレッシブでありつつモダンで上質なデザインに仕上がっています。
対する新型アルファードでは、力強さと高級感が強調されたデザインとなっており、フロントのグリルだけ比べても好みが大きく分かれるデザインといえるかもしれません。
インテリアでは、アルファード Zの座席シートでは合革が用いられているのに対し、Zプレミアグレードでは本革が用いられるなど、“プレミア”(最高)グレードとして、高級化が図られているといえるでしょう。
また走行面では、専用のサスペンションチューニングやボディ補強を施したことで、走り出しから車両がしっかり動く応答性の良さを実現。
さらにパワートレインには、新型アルファードには設定がない高性能な2.4リッター直列4気筒ターボエンジンが備わったことで、力強い加速を可能としています。
従来の3.5リッターV6エンジンと比べても低速度域のトルクを増大したといい、よりスポーティな走りが楽しめるといえる性能へと進化しています。
そんな新型ヴェルファイアについて、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。
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