インドのタクシーが日本上陸!? ホンダの三輪「リキシャ」が秘める特徴とは
ホンダが、創立75周年を記念する企画展示を「Hondaウエルカムプラザ青山」で行っています。ここには、変わり種の電動三輪タクシー「E-AUTOリキシャ」も展示されていますが、どのようなクルマなのでしょうか。
「E-AUTOリキシャ」実車展示
ホンダが、東京都港区の本社にある「Hondaウエルカムプラザ青山」で、創立75周年を記念する企画展示を行っています。
会場には、ホンダ史に欠かせない重要なモデルや国外専売車など様々なクルマが並んでいますが、この中には電動三輪タクシー「E-AUTOリキシャ」も展示されていました。どのようなクルマなのでしょうか。
E-AUTOリキシャは、オート三輪のタクシーを電動化したモデルです。着脱式バッテリー(モバイルパワーパックe)を4つ搭載しています。
リキシャはもともと、オート三輪や自転車の後ろに幌と荷台を付けた乗りものです。街なかで気軽に使える移動手段として、インドや東南アジアなどで普及しています。語源は日本語の「人力車」といわれています。
ホンダが開発したのが、この電動版となるE-AUTOリキシャです。
稼働率を上げるため、バッテリーはホンダ独自の着脱式タイプを採用しています。約800万台に上る既存のリキシャの代替となるべく、2022年からインドでサービスが始まっています。
モバイルパワーパックeは、1.3kWh以上の大容量電力を貯蔵できる着脱式・可搬型のリチウムイオンバッテリーです。
内蔵制御ユニットによって自身の状態を判別し、起きた事象を記録。充電時にコネクターを通じて情報を吸い上げ、バッテリーシェアリング運用や二次利用などの際に活用できる仕組みを有します。
E-AUTOリキシャを含む企画展示は2023年7月31日までの予定です。
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