レクサス「UX200」12月に生産終了へ 公式サイト上で明らかに ハイブリッド・EVモデルのみのラインナップへ

レクサスは公式サイト上で、コンパクトSUV「UX200」(ガソリンモデル)が2023年12月に生産終了すると発表しました。

「UX」の純ガソリン車が生産終了

 レクサスは公式サイト上で、コンパクトSUV「UX」のうちガソリンモデル「UX200」の生産を、2023年12月をもって終了すると発表しました。
 
 なお、ハイブリッド・BEVモデルは引き続きラインナップされるとみられます。

レクサス「UX」のガソリンモデルが生産終了へ(画像はBEVモデル「UX300e」)
レクサス「UX」のガソリンモデルが生産終了へ(画像はBEVモデル「UX300e」)

 UXは2018年11月に登場したコンパクトSUVです。

「Creative Urban Explorer」をコンセプトに、新たなライフスタイルを探求するきっかけ「CUE」となることを目指した、同社のラインアップに新たに加わる都会派コンパクトクロスオーバーだと言います。

 エクステリアは前後の張り出したフェンダーや縦方向に厚みをもたせたボディとすることで、タフな力強さを表現。

 インテリアは低く設定したドライビングポジションや見晴らしの良い視界などが「人とクルマの一体感」を表現し、ドライビングの楽しさと運転しやすさを両立しています。

 プラットフォームにはTNGA GA-Cを採用し、高剛性化を図ったとともに、軽量化による低重心化も行い、優れた操縦安定性と操舵応答性を実現しました。

 登場後は幾度かの改良を実施していますが、直近の2022年7月にはスポット溶接を増すなどボディ剛性の向上や予防安全・先進運転支援「レクサス セーフティ システム+」の強化、マルチメディアシステムの機能向上などが図られました。

 現在は、ガソリンモデルUX200とハイブリッド車「UX250h」に加え、さらに電気自動車(BEV)UX300eをラインナップしています。

 今回生産終了が発表されたのは、最高出力174馬力・最大トルク209Nmを発揮する2リッター直列4気筒エンジンを搭載するFF(前輪駆動)のUX200です。

 公式サイト上では、「UX200(ガソリン モデル)生産終了のお知らせ」として以下のように発表しています。

「弊社車両をご検討いただき、誠にありがとうございます。UX200(ガソリン モデル)は、2023年12月をもって生産終了となります。長らくのご愛顧ありがとうございました。

 ご注文等につきましては、詳しくはレクサス販売店までお問合せください」

 一方で、UX250h・UX300eについては触れられていないことから、この2モデルは継続してラインナップされると見られます。

※ ※ ※

 なおレクサスでは、同セグメントに位置する新型コンパクトSUV「LBX」が2023年秋以降に登場する予定です。

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