「わっ…ガラスが曇る!」車内の“イヤ~な湿気”どうにかしたい! カビ防止にも効果的な「対処方法」を伝授
エアコンの「除湿機能」も積極的に活用しよう!
どうしても窓を開けられない状況や、とにかく早く乾燥させたいときには「カーエアコン」を活用することでも車内の湿気を減らすことができます。

実はカーエアコンを作動させると、コンプレッサーが動くと同時に「除湿機能」も働きます。
このカーエアコンによる除湿は非常に効果的ですので、換気だけでは湿度が取り切れない際にはカーエアコンを積極的に利用しましょう。
ただし除湿機能は「A/C」スイッチがOFFに設定されていると作動しません。必ず「A/C」スイッチがONになっていることを確認してください。
その他には、カー用品店などで販売されている自動車用の「除湿剤」を利用するのもひとつの方法です
。
他の手段と違い、誰も乗っていない駐車時でも車内の湿気を吸収してくれるため、車内に湿気がこもってカビが繁殖するのを防いでくれるのです。
上記の方法を全て併用すると、以下のようになります。
【1】走行時には、こまめに換気とカーエアコンを使い分けて無駄なく除湿する。
【2】駐車時にはカビの対策として除湿剤を使用する。
【3】晴れた日には窓を開けて換気しつつ、フロアマットを干して、しっかりと車内を乾燥させる。
これら3つの方法を適切に活用することで、上手に車内の除湿を除去できるでしょう。
※ ※ ※
ちなみに、除湿機能で取り上げたカーエアコンですが、カーエアコンの内部にもカビが発生することがあります。
そしてカビが増殖した状態でカーエアコンを動かすと、車内にカビが噴射されて嫌なにおいが広がったり、他の場所にまでカビが生える原因になります。
これを防ぐには、定期的な「エアコンフィルター」の交換に加えて「エアコン内部のクリーニング」も行っておくと安心です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。














