めちゃ売れてる! スライドドア「軽スーパーハイトワゴン」ばかりがなぜ「モテる」!? 人気集める「3つの理由」とは
ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」に代表される「軽スーパーハイトワゴン」は、2023年5月新たに三菱 新型「デリカミニ」が追加されるなど、いま最も活発な販売競争を繰り広げているカテゴリーです。支持を集める理由は一体どこにあるのでしょう。
新車人気独占の「軽」でTOPシェア「軽スーパーハイトワゴン」とは
いま国内の乗用車で4割近くを占める軽自動車で最も多くのシェアを占めるのが、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」に代表される「軽スーパーハイトワゴン」カテゴリーです。
なかでも、同ジャンルへ新たに投入された三菱 新型「デリカミニ」は、2023年5月25日の発売開始早々に約1万6000台の受注を集め注目されていますが、こうしたカテゴリーに人気が集中する理由はどこにあるのでしょうか。
タフな走破性を持つミニバンとして長く愛されている“デリカ”の名を冠した、軽なのに「大型新人」と呼びたくなる軽スーパーハイトワゴン、新型デリカミニ。
アウトドアが似合うデザインや、こだわりの大径タイヤを採用した4WDの走破性などが注目ポイントとなっていますが、そもそもこの軽スーパーハイトワゴンにはどのような便利さ、魅力があるのか、ここでもう一度おさらいしてみたいと思います。
まず1つ目はなんといっても、ミニバンのように両側スライドドアを備えているところ。
これは狭い場所でも大きな開口部が取れることや、荷物を持ったままでも乗り降りしやすいこと、チャイルドシートのお世話などがしやすいことが大きな利点です。
新型デリカミニのスライドドア開口部は、軽スーパーハイトワゴン最大級となる、開口幅約65cm、開口高約124cm。
大人でもそれほど腰をかがめずに乗り込めて、大きなグリップをつかめば子供やお年寄りも乗り降りしやすくなっています。
また、キーをポケットやバッグなどに携帯していれば、足の動作だけで開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」もオプションで設定されており、装備すれば両手がふさがっていても乗り降りがスムーズ。
これは荷物の多いアウトドアレジャーの時だけでなく、傘を差して片手に子供を抱っこしているような日常のシーンでも助かる機能です。
そして2つ目が、なんと後席足もとスペースの最大の広さは大型セダンをしのぎ、天井の高さは139cmから140cmもある、広々とした室内空間。
新型デリカミニはガラスエリアも大きく、開放的な雰囲気が魅力です。
大柄な人でも足を組んでゆったりできるのはもちろん、小学3年生くらいの子供が立ったまま着替えなどができるくらいの余裕があるので、4人乗りながらミニバン感覚で過ごせます。
新型デリカミニはさらに、後席が左右別々に前後32cmのロングスライドで、リクライニング機構もあります。
シートのクッションは厚みがあり、ホッと包まれるような座り心地を実現。しかも、撥水シート生地なので水汚れにも強く、泥んこの子供が座っても、雨に濡れたまま座っても、さっと拭き取れるのが嬉しいところ。
さらに運転席&助手席のシートヒーターが全車標準装備というのは、ウインタースポーツをする人たちにもありがたいおもてなしです。
スーパーハイトワゴン全体の記事とみせかけて、デリカミニの提灯記事でしたと。