全長5m超え! マツダの「タフ顔トラック」に新“ド迫力仕様”誕生!明るすぎるライト装備の「サンダープロパック」豪に登場
2023年6月26日、マツダのオーストラリア法人は、ピックアップトラック「BT-50」の新たなオプションパッケージを2種発表しました。それぞれオフロード適用性をアップデートするもののようです。
マツダ「BT50」に“超タフ仕様”登場
2023年6月26日、マツダのオーストラリア法人は、ピックアップトラック「BT-50」の新たなオプションパッケージを2種発表しました。
マツダ「BT-50」は、オセアニア、ASEAN、中南米、中近東、アフリカなどを中心に販売されるピックアップトラックです。
2020年6月に世界初公開された3代目BT-50が現行モデルであり、いすゞのピックアップトラック「D-MAX」のOEMモデルでもあります。
ボディサイズは全長5280mm×全幅1870mm×全高1790mmと、日本国内で販売されている車両でいえば、トヨタ「ハイラックス」に近い大きさです。
エクステリアは、OEM車両とは思えないほど “鼓動デザイン”がしっかりマッチしたマツダらしい仕上がり。インテリアも商用イメージの強いピックアップトラックとは思えない、高級感のあるデザインとなっています。
パワートレインは、最高出力190馬力・最高トルク450Nmを発揮する3.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。これに6速ATが組み合わされ、パワフルでレスポンスの良い加速と3500kgの牽引(けんいん)力を実現しています。
そんなBT50に、「SPプロパック」と「サンダープロパック」の2種類の新たなオプションパック登場しました。
SPプロパックは、ミドルグレードなるSPをベースに、ナイトロチャージャーサスペンションを新たに装備。この新しいサスペンションは、マツダBT-50の卓越したオフロード走破性をさらに高めるために、最大2インチのリフトアップを可能にするアップグレードスプリングとツインチューブショックアブソーバーを採用し、舗装路でもオフロードでも快適な乗り心地を実現します。
これらの改良は、標準装備のABSやエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(DSC)を含む安全システムに影響を与えないことを確認するため、厳密なテストを行ったといいます。
また、専用の18インチホイールでタフ感を高めるほか、Lightforce社製LEDライトバーがフロントグリルに組み込まれ、どのような時間帯でも理想的な視界を確保します。
さらに、仕上げとして、「SP Pro」デカールをサイドドア下部に貼り付けています。
サンダープロパックは、金属製のシングル・フープ・バルバーやLEDライトバーなどがすでに組み込まれた本格オフロード仕様となるサンダーグレードをベースに、より厳しい状況に対応する便利なアップグレードを追加します。
アップグレードのキーとなるのは、Old Man Emu社製BP-51サスペンションの追加。オーストラリアで開発され、過酷な条件下でテストされたこのサスペンションは、リモートリザーバー付きのガス封入ダンパーを装備し、コンプレッションとリバウンドの両方を手動で調整可能です。
これにより同乗者を乗せて移動する場合でも、重い荷物を積んで移動する場合でも、週末にボートを牽引して移動する場合でも、ユーザーは乗り心地を完全にカスタマイズし、ドライビング体験を向上できます。
また、シュノーケルインテークを装着することで、川を渡るときや砂ぼこりの激しい道を走るときに、水や砂の侵入を防ぐほか、丸型のLEDライトがバンパー上に備わり、前方1.1km以上の距離を1ルクスの明るさで照らすことができます。
さらに、新デザインの「Thunder Pro」デカールもドア下部に配されます。
「SPプロパック」と「サンダープロパック」ともに、2023年7月から現地で販売される予定です。
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