まさに「“ミニ”ランクル70」!? スズキ「ジムニー」をランクル化した「TOYZUKI」が超カワイイ! 豪カスタムメーカーが作成
オーストラリアの自動車用品メーカーMAXTRAXが、スズキ「ジムニーシエラ」をベースにしたトヨタ「ランドクルーザー79」風のカスタムカー「TOYZUKI」(トイズキ)を公開しています。どのようなモデルなのでしょうか。
“ランクル風”「ジムニー」登場!
オーストラリアの自動車用品メーカーで、カスタマイズを手掛けるMAXTRAX(マックストラックス)が、スズキ「ジムニーシエラ(オーストラリア名:ジムニー)」をベースにしたトヨタ「ランドクルーザー79」風のカスタムカー「TOYZUKI」(トイズキ)を公開しています。
ランドクルーザー79は、ランドクルーザー70シリーズのピックアップ仕様です。70シリーズは悪路走行に適したヘビーデューティ仕様として1984年に登場。日本国内では2004年に販売は終了しましたが、復活を望むファンの強い要望に応えるべく、30周年にあたる2014年に期間限定で再販されました。
以降、日本国内での正規販売は行われていませんが、オーストラリアでは今もラインナップされ(2022年7月から需給バランスの崩れによって受注を一時停止)、根強い人気を誇っています。エンジンは4.5リッターV型8気筒ディーゼルターボエンジンです。川などを渡る際、エンジンに空気を取り入れるためのパイプ「シュノーケル」を標準装備しています。
マックストラックスのスタッフは、そんなランドクルーザー79とジムニーがたまたま横並びで駐車しているところを目にして、インスピレーションが湧き、トイズキの構想に至ったそうです。
ジムニーは1970年の発売以来、国内外で多くのファンに愛され続けている世界最小クラスの本格四輪駆動車。日本では軽(ジムニー)と小型(ジムニーシエラ)の2本立てですが、海外では軽自動車の枠組みがないこともあり、日本で言うジムニーシエラがジムニーという名称で展開されています。
トイズキのカスタム内容は多岐にわたります。最大の特徴は、ジムニーのセンターピラーより後ろのボディを切り取って、文字通りピップアップにしているところです。2人乗りとし、室内と荷台を隔てるパネルと筋交いを新たに装着しています。
完成車の荷台にはキャノピーが載っているので少しわかりにくいですが、そのキャノピーをごっそり外すとフレームが現れるかたちになっています。
ヘッドライト周りやボンネット上のエアバルジ(冷却風導入口)、シュノーケルはもとより、オプション設定のグリルガードやサイドレールを装備し、可能な限り79のイメージを再現しています。自動レベリング機能付きのエアサスを装着しているのもポイントです。
このトイズキはマックストラックスにとってジムニーカスタム第2弾にあたります。第1弾はジープ風の「jeepny」(ジプニー)です。
グリルがジープの象徴でもある、縦に7つのスロットを設けた、いわゆるセブンスロットグリル風にしているのが特徴。トイズキほど大掛かりではなく、主なカスタム部位はグリルとバンパーとなっています。
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