全長3.8m以下&5MTアリ! トヨタ新型「最小級コンパクトカー」発売! 意外と“高級感”もある「ウィゴ」が越市場で登場
トヨタのベトナム法人は2023年6月6日、新型コンパクトカー「ウィゴ」を発売しました。どのようなクルマなのでしょうか。
クラストップレベルの安全性と快適性を実現
トヨタのベトナム法人は2023年6月6日、新型「ウィゴ(Wigo)」を発売しました。
ウィゴはインドネシアで生産されるコンパクトセグメントクラスの5人乗りベーシックカーで、セグメントではハイエンドモデルに位置すると言います。
ダイハツが設計・開発し海外手で展開している「アイラ」のOEM車にあたり、同様のモデルがフィリピンでも展開されているほか、他の地域ではトヨタ「アギア」などの名称でも販売されています。
ボディサイズは全長3760mm×全幅1665×全高1515mm、ホイールベースは2525mmです。
パワートレインは、最大出力87hp・最大トルク113Nmを発揮する1.2リッターガソリンエンジンに5速MTまたは新世代のD-CVTを組み合わせ搭載、前輪駆動となります。なおD-CVT車では4.3L/100km(約23.3km/L)の低燃費を実現しました。
エクステリアは大型の台形グリルを基本とし、フロントグリル上部のメッキ加飾からリアまで連続するエンボスラインを採用しました。また、前後バンパーにはリブを配すことによって個性を主張しています。
インテリアはスポーティなコックピットをイメージし、ドライバー中心のレイアウトに設計した一方で、シフトレバーは高い位置に変更することによって使いやすさを高めています。
インパネ中央部に装備された7インチタッチディスプレイのインフォテインメントシステムはスマートフォンとの接続が可能。シートデザインは高品質素材を用い、独立ヘッドレストを採用するなどモダンなものとしました。
長いホイールベースを取ることで、2列シート間距離は最大910mmでセグメントにおいては最大の室内空間を実現。さらに荷室容量は最大261リットルの大容量を確保しました。
安全装備では、横滑り防止装置「VSC」や坂道発進時に後退を防ぐヒルサイドアシスト(HAC)に加え、新たにブラインドスポットモニター(BSM)やリアクロストラフィックアラート(RCTA)などの先進機能も採用。クラストップレベルの安全性を持つと説明します。
グレードはベーシックな「E」と上級グレード「G」を用意し、価格はウィゴEが3億6000万ベトナムドン(約213万円)、ウィゴGが4億500万ベトナムドン(約240万円)に設定されています。
高級感は要らない。クラストップレベルの安全性は疑わしい。しかしこのサイズのMT、独りで運転を楽しむにはピッタリ。今乗っているVWポロGTI(9N)と近いな。トヨタさん、日本での発売、期待してますよ!。もちろんターボ付けてね。