ホンダの「SUV風ミニバン」に「黒仕様」登場! 「車中泊モデル」にも設定へ 特別仕様の「フリード」発売 約270万円から

ホンダは2023年6月9日、コンパクトミニバン「フリード」「フリード+」に設定している「クロスター」グレードに特別仕様車「BLACK STYLE」を設定し発売します。どのような仕様なのでしょうか。

SUV風「クロスター」に黒アクセントを追加

 ホンダは2023年6月9日、「フリード」「フリード+(プラス)」の「クロスター」グレードに特別仕様車「BLACK STYLE(ブラック スタイル)」を設定し、発売します。
 

ブラック仕様のSUV風「フリード」登場
ブラック仕様のSUV風「フリード」登場

 フリードは2008年に登場。扱いやすいボディサイズに両側スライドドアと3列シートを設定し、スタイリッシュなデザインが人気を博しています。

 現行型は2代目で2016年9月にデビューしました。

 フリードの特徴である、コンパクトボディや3列シート装備という点は踏襲しつつも、先進運転支援システム「ホンダ センシング」を設定するなど、安全性を高めています。

 また2列シート5人乗りの新タイプ、フリード+も設定され、車中泊にも最適な低床なラゲッジスペースやフルフラットとなるシートアレンジなどを特徴とします。

 2019年10月に実施されたマイナーチェンジでは、内外装デザインが刷新されたほか全グレードにホンダ センシングを標準装備としました。

 このうちクロスターは、マイナーチェンジとともに追加されたグレードで、スキッドプレートを彷彿とさせるデザインの前後バンパーや専用フロントグリル、シルバー塗装のルーフレールやドアミラーカバーなどを装備し、アウトドアシーンにも映えるクロスオーバーSUVスタイルとしたことが特徴です。

 インテリアも同様に、専用プライウッド調パネルや汚れの目立ちにくいコンビシートを採用することで、非日常感を演出しています。

 今回は、そんなクロスターグレードをさらに上質で洗練されたスタイルに仕上げたブラック スタイルが登場します。

 エクステリアでは、フロントグリルガーニッシュ、リアライセンスガーニッシュにブラッククロームメッキを採用。

 クロスター専用デザインの15インチアルミホイールやドアミラー、アウタードアハンドル、ルーフレールなどはブラックで統一し、無骨なイメージを与えました。

 さらにフロント・リアともにロアースポイラー、ロアーガーニッシュをガンメタリック塗装にすることで、全体的に引き締まりスタイリッシュな印象に仕上げています。

 また、ボディカラーにはスポーツハッチバック「シビック」などにも設定されているソニックグレー・パールを用意し、4色展開としています。

 フリードクロスター ブラック スタイルの価格(消費税込)は、270万3800円から319万8800円です。

 5人乗りのフリード+ クロスター ブラック スタイルは、272万300円から321万5300円に設定されています。

 なお、フリード/フリード+ともに1.5リッターガソリン車とハイブリッド車が用意され、それぞれFFと4WDが選択できます。

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