ビリヤード台が1億円!「超高級車メーカー」が作ったら素材も機能も異次元だった…至高のブガッティ仕様とは
高級車メーカーのブガッティとカーボン製品のIXOが超高級ビリヤード台「Bugatti Pool Table」を開発。日本では1台のみが1億円で販売されています。
高級車メーカーのブガッティが開発した超高級なビリヤード台が1億円で登場しました。値段だけでもびっくりですが、ほかにも様々な特徴があるといいます。どのような製品なのでしょうか。
ブガッティといえば、2億円を超えるハイパーカー「ヴェイロン」などが知られていますが、今回のビリヤード台の値段はヴェイロンの半分弱、一般的なスーパーカーでも3台ほどに相当します。
そんなビリヤード台のデザインと開発を共同で手掛けたのは、カーボン製品などを得意とするスペインのIXO(Iconic Xtrem Objects)社です。
今回発売されたビリヤード台「Bugatti Pool Table」は、ビリヤード台としてはめずらしいカーボン製。
外側は航空機のレベルと同じプリプレグ炭素繊維とポリ塩化ビニール100%で作られており、フレームは100%CNC(コンピューター制御による加工)で作られ、鏡のように磨かれた高品質のアルミニウムを採用しているといいます。
そして素材だけでなく、機能も“ハイエンド”です。
Bugatti Pool Tableは船上に設置されることも想定し、ジャイロスコープを搭載しています。それぞれの脚に付いたシーエンス製サーボドライバーが5mmの動きにも反応し、船の動きに合わせて常に台を水平に保ちます。モーターのような騒音もないため、プレイに集中できるといいます。
さらに、壁に取り付けるキューサポートにはコントロールパネルを搭載。ボールの引き出し部分にはカメラが設置されており、ボールの色を自動で識別し管理できます。
台はクルマと同じようにシリアル番号が刻まれたプレートを装着。ボールポケットはステンレススチール、中は皮加工を施し、接触などによる変色を防ぐためにハイグレード(グレード5)のチタンネジとナットを使用しています。
キューは、ボディと同じくカーボン製です。キューの底部分にはブガッティ車のボタンと同じデザインがアルミニウムで施されています。
Bugatti Pool Tableの寸法は、筐体が奥行2896mm×幅1626mm×高さ742~787mm、キューサポートが奥行1400mm×高さ1785mm×幅230mm、ライト(笠)が奥行1875mm×幅160mmです。
ボール入れスーツケース、クリーニング専用ブラッシュ、Chalk BOX、USB BOXが付属します。
日本では、ブガッティのガジェットやアイテムの総販売代理店BUGATTI SMARTWATCHES JAPAN(B Jewelry Japan株式会社)が担当。2023年度は、世界限定30台のうち1台を日本で販売します。
価格は税込1億円で6月5日発売。製造期間は受注から約6か月です。納品時は、専門の技術者2人が海外から派遣され、約1週間かけて設置工事を行います。
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