3週連続ガソリン値上がり レギュラー平均168.7円 補助金は明日から減額
経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、3週連続の値上がりです。
先週から0.3円アップ
経済産業省資源エネルギー庁は2023年6月7日、レギュラーガソリンの5日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり168.7円で、先週(5月29日)から0.3円高くなりました。
3週連続の値上がりです。
都道府県別にみると、33府県で値上がり、4県で横ばい、10都道府県で値下がりをしています。
店頭価格で最も安かったのは兵庫県で163.6円、次いで岩手県163.8円、青森県163.9円です。
一方、最も高かったのは長野県で178.5円、次いで長崎県178.1円、高知県176.3円でした。
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原油価格の高騰を受け、政府は2022年1月から石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施しています。
対象はガソリン・軽油・灯油・重油です。補助金は、2023年5月の1リットル上限25円を基準に6月以降は補助率を9割、8割と2週間で1割ずつ引き下げていき、9月末に終了となります。
経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、6月12日時点で179.2円になると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は12.5円でしたが、あす8日から10.0円に減額される予定です。
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