続々納車開始のスバル新型「インプレッサ」は400万円級!? オプションフル装備「豪華仕様」の価格はいくら?

2023年4月に正式発表されたスバル新型「インプレッサ」にオプションをすべて装着した場合、果たしていくらになるのでしょうか。

安全性能刷新の新型「インプレッサ」にオプションマシマシ!

 スバルが2023年4月20日に正式発表した新型「インプレッサ」は6代目となり、スポーティさに加えて安全性能も強化しています。
 
 すでに納車が開始されているようですが、この新型インプレッサの最上級グレードにオプションをすべて装着するといくらになるのでしょうか。検証してみました。

新型「インプレッサ」の最高級仕様はいかに
新型「インプレッサ」の最高級仕様はいかに

 インプレッサは1992年に初代モデルが登場。スバルのラインナップのなかで、スタンダードモデルに位置しています。

 6代目となる新型インプレッサは5ドアハッチバックボディに一本化され、従来の「インプレッサ スポーツ」という車名から「インプレッサ」に改められました。

 ボディサイズは全長4475mm×全幅1780mm×全高1450-1515mmです。

 エクステリアは、引き締まったスピード感のある鋭いシェイプに、力強さを感じさせる張り出したフェンダーによりスポーティさを表現。インテリアはカジュアルなデザインとしつつ、11.6インチの大型センターインフォメーションディスプレイを装備し、機能性を高めています。

 構造や固定構造を見直したシートや、ルーフの共振を抑える新接着剤を採用することで疲れにくく、静粛性や乗り心地を向上。

 先進運転支援システム「アイサイト」は、従来比約2倍の画角に拡大された新型ステレオカメラユニットと合わせて、低速時に二輪車や歩行者を認識する広角単眼カメラを採用することで、歴代アイサイト最高の性能を実現したといいます。

 パワートレインは全車水平対向4気筒エンジンにCVTを搭載し、最大出力154馬力・最大トルク193Nmを発揮する2リッターエンジンに加えて、145馬力・188Nmの同エンジンにモーターを組み合わせる「e-BOXER」ハイブリッドモデルを設定しました。

 駆動方式は各グレードにFWD(前輪駆動)とAWD(全輪駆動)が設定されています。

 このうち、最上級モデルはフルLEDヘッドライトやアイサイトセイフティプラス(運転支援)(視界拡張)、前席電動シートなどが装備される「ST-H」グレードのAWD車で、価格は321万2000円です。

 こちらをベースに選択可能なメーカーオプションを見てみます。

 スバルではメーカーオプションが組み合わせとして用意されており、そのうち「CH」を選択すると、「LEDリヤフォグランプ(今回はAWD車のため標準装備)」「ステアリングヒーター」「フロントシートヒーター」「本革シート(ブラック/グレー)」「ナビゲーション機能」「サンルーフ(電動チルト&スライド式)」が装備されます。

 前後シートヒーターに加え、ステアリングヒーターも用意しているので、真冬で暖房の効かない冷間スタート時には心強い味方となりそうです。

 本革シートはブラック/グレーを基調としつつも、シルバーステッチが施されることでインテリアの上質感がぐっと高まります。

 また、ナビゲーション機能はセンターインフォメーションディスプレイに標準では備わらない地図機能を加えるものです。

 次にボディカラーを選択します。

 新型インプレッサでは合計9色が設定され、このうち「クリスタルホワイト・パール」「オアシスブルー」「ホライゾンブルー・パール」「サンブレイズ・パール」が3万3000円高の有償色です。このうち1色を選択します。

 最後にディーラーオプションを選んでいきます。

 定番となるフロアマット、サイドバイザー、ETC車載器を選択すると、装備されるオプションの一覧と価格は次のようになります。

●メーカーオプション(総額37万4000円)

・有料色(3万3000円):クリスタルホワイト・パール、オアシスブルー、ホライゾンブルー・パール、サンブレイズ・パールのいずれか

・セットオプション「CH」(33万5500円):ステアリングヒーター、フロントシートヒーター、本革シート(ブラック/グレー)、ナビゲーション機能、サンルーフ(電動チルト&スライド式)

●ディーラーオプション(総額9万9220円)

・フロアカーペット ベーシック(3万3440円)
・ドアバイザー(2万5520円)
・ETC2.0車載器(11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ(ナビ機能付)/ケンウッド ビルトインナビ連動用)(4万260円)

 以上のオプションを装備した結果、インプレッサ ST-H(AWD車)の車両本体価格は367万9720円となりました。

※ ※ ※

 以上の金額に各種税金などの乗り出し費用を含めると約390万円近くになります。

 サンルーフや本革シートなど、高額となるオプションを含めても400万円を切る価格設定となっており、さらにオプションを絞り込めば比較的高額にならずに購入することができそうです。

 また、新型インプレッサではディーラーオプションも数多く用意しており、特にエクステリアなどで他の人のインプレッサと差別化を図りたいという人はSTIパーツやアルミホイールをはじめ多彩なアクセサリを選んでみるという楽しみ方もできます。

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1件のコメント

  1. ターボ付じゃないインプレッサに400万なら別な選択肢にします。

    昔ならターボのレガシィ買えたのに、価値なし。

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