運転が超ラクなミニバン!? 日産 新型「セレナe-POWER」搭載の「プロパイロット2.0」を高速道で試してみた【試乗】
最新「プロパイロット2.0」を新東名で試す!
高速道路などでの巡航時は、エンジンで発電した電力でモーターを駆動しているが、その時のエンジン出力に余裕があるらしく、新東名高速道路(静岡県)の最高速度120km/h区間だって静かだった。
この新東名でプロパイロット2.0を試してみたが、もはや快適至極の楽チンチンです!
ハンズフリーのまんま、正確に車線をトレースしていく。
少しでも脇見をするとすぐ監視カメラで警告されるが、前さえ見ていれば(寝てもダメ)、何の操作もせず走れてしまう。
そうそう、プロパイロット2.0には、車外からクルマを前後に動かせるラジコン機能の「プロパイロットリモートパーキング」が付く。
実際に試してみたところ、とてもスムーズに動く。左右にクルマをギリギリに止められちゃった時なんか、最高に便利だ。
これは文字だと説明しにくいため、ディーラーで実際に確かめて頂きたい。
なお新型セレナでプロパイロット2.0が欲しいなら、e-POWER ルキシオンを選ぶしか無い。
先進運転支援機能がすべて標準装備されることもあり、価格は479万8200円(消費税込み、以下同)と少しお高めだ。
プロパイロット2.0もリモートパーキングもどちらも不要という人は、普通のセレナ e-POWERをどうぞ。
※ ※ ※
ということで、普通の新型セレナ e-POWERの売れ筋である「e-POWER ハイウェイスターV」にも乗ってみた。価格は368万6100円(FF)です。
前述の通り、プロパイロット2.0などの専用装備が無いことと、シート地やインテリアなど若干違うのを除けば、試乗した印象はe-POWER ルキシオンとほとんど同じだと思っていい。
こちらでは一部がオプションとなる先進装備類(“2.0”ではない「プロパイロット」や、セット装備されるナビなど)を揃えてみたときの、e-POWER ルキシオンとの実勢価格差は、おおよそ50万円といったイメージ。
この辺りは御予算に応じて考えたい。
ちなみに新型セレナのe-POWERで街中や休日のドライブをした時の実用燃費は、16km/L前後を考えておけば間違いありません。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
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