トヨタ新型「プリウス」の荷室は広い? 先代より容量低下で「ゴルフバッグ」何個積める? 実際に検証してみた
トヨタ新型「プリウス」のラゲッジルームはどれくらい広いのでしょうか。実際にゴルフバッグを積んで試してみました。
新型「プリウス」でゴルフに行ける?
2023年1月に発売されたトヨタ新型「プリウス」。従来モデルでは優れた燃費性能を打ち出してきましたが、5代目となった新型ではスポーティさを持つクルマへと生まれ変わりました。
そこで気になるのが実用面です。なかでも、3月15に発売されたPHEVモデルのラゲッジルームはどのくらい広いのでしょうか。実際に検証してみました。
プリウスは1997年に登場。世界初の量産ハイブリッドカーとして華々しいデビューを飾りました。
2022年には登場から四半世紀を迎え、5代目へとフルモデルチェンジを実施。
ユーザーに愛され続ける存在でありつづけるために、プリウスのあり方をゼロから考え直したといい、「ハイブリッドの生まれ変わり」を意味する「Hybrid Reborn」をコンセプトとしました。
従来モデルの高い環境性能はそのままに、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備え、内外装だけでなく動力性能もスポーティに進化したクルマとなりました。
1月10日にはHEV(ハイブリッド)モデルが発売され、続いてPHEV(プラグインハイブリッド)モデルも3月15日に発売。全てのモデルが出揃っています。
販売も好調で、自販連(日本自動車販売協会連合会)が毎月発表している販売台数ランキングによると、3月は11位(9861台)であったのに対し、4月は4位(7838台)のポジションへと躍進を見せています。(注:3月は決算期などの理由から台数でみると3月が多くなっています)
では、ラゲッジルームの実用性はどうなのでしょうか。
公式で発表されているラゲッジルームの容量は、「U(サブスク専用)」「X(ビジネスカー)」グレードが422リットル、「G」「Z」グレードが410リットル、PHEVの「Z」グレードが342リットルです。
ちなみに、先代モデルが502リットル(ハイブリッド車)であり、新型になり荷室容量は若干小さくなっています。
新型プリウスの荷室長(内はPHEV車・スペアタイヤ付き車)は、長さ800(815)mm×幅930(940)mm×高さ680(585mm)。リアシートは6:4分割で前倒しすることができ、長さは1640mmまで拡大できます。
そこで、実際にゴルフバッグをZグレードのPHEVモデルに積載して検証してみました。
ホイールハウスの張り出しが大きいため、横にして積み込むことはできず、後席シートを倒す必要があります。
助手席側を倒すとゴルフバッグ1つが積載可能。運転席側を倒すとゴルフバッグは2つ入ります。このとき、運転席側は積載したバッグ上の空間があるため、上積みが許されるのであればもう1つ積むことができます。
つまり最大3人でゴルフに行くことができますが、ゴルフバッグ以外の荷物は助手席側後席後ろの限られた荷室か、倒した運転席側後席の足元程度にしか置けないため、ある程度の荷物を持っていく場合、やや工夫は必要そうです。
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