ついにトヨタ新型「クラウンセダン」実車初公開! 初見の「豪華内装」どんな感じ? 存在感あるオーラが凄かった

トヨタは新型「クラウンセダン」が日本で初めて実車を公開しました。どのような特徴があるのでしょうか。

トヨタ新型「クラウンセダン」実車初公開!

 2023年5月27日-28日に富士スピードウェイで開催される「スーパー耐久シリーズ2023 富士24時間レース」にて、トヨタは新型「クラウンセダン」の実車を日本で初めて公開しました。
 
 トヨタ自ら「正統派セダン」と説明する新型クラウンセダンとは、どのようなモデルなのでしょうか。

ついに間近でトヨタ新型「クラウンセダン」を見れるチャンス!
ついに間近でトヨタ新型「クラウンセダン」を見れるチャンス!

 2022年7月にトヨタは同社を代表するモデル「クラウン」を16代目にフルモデルチェンジ。

 その際、近年のクラウンを象徴する「セダンボディ」のみの展開から、「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」「クラウンエステート」という4つのボディ、スタイルをシリーズとして展開することを明らかにしました。

 2022年9月には第1弾となるクラウンクロスオーバーが発売されます。

 その後、2023年4月には残りのクラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステートの発売時期やパワートレインなどが明らかになりました。

 なかでもクラウンセダンは、「クラウン=セダン」という印象を持つ人からは気になる存在です。

 さらに現時点でシリーズ唯一となるFCEV(燃料電池車)を設定するモデルとなります。

 トヨタはクラウンセダンについて「新たなフォーマル表現でショーファーニーズにも応える正統派セダン」として説明。

 ボディサイズは全長5030mm×全幅1890mm×全高1470mm、ホイールベース3000mmの5人乗り。

 パワートレインはHEV(ハイブリッド車)とFCEV(燃料電池車)となり、2023年秋の発売を予定しています。

 そんなクラウンセダンですが、前述の2022年7月の世界初公開時点で試作モデルが公開され、2023年4月に開催された上海モーターショーでもお披露目されていました。

 今回の富士24時間レースでは、それまで装着されていなかった「FCEVエンブレム」が装着されてことにより、FCEVの実車が初公開されたことになります。

 クラウンセダンの展示について担当者は「今回、展示したモデルはFCEVの左ハンドル仕様となります。中国などでは展示していましたが、日本では市販車に近い仕様の実車を披露することになるのは今回が初めてです」と話しています。

 また中国での展示では窓ガラスにスモークが貼られていた関係でインテリアを見ることが出来ませんでした。

 今回はスモークが取り除かれたことで、これまではCG動画でしか見ることの出来なかったインテリアの実物が初公開されたことになります。

 クラウンセダンのインテリアは、公開済みのCG動画でも分かる通り、基本的にこれまでのクラウンクロスオーバーやクラウンスポーツと共通するデザインを採用しています。

 しかし、木目加飾や間接照明とったアイテムにより新生クラウンシリーズの中でも落ち着いた印象です。

 センターコンソールのドリンクホルダーでは他のクラウンとは異なり、木目の蓋がつけられているなど細部までこだわっているようです。

 さらにダッシュボードの左右には間接照明も備わり、夜間でも上質な空間を演出。

 後席に関してもショーファーニーズに対応するための広く快適な空間が確保されています。

 現時点では歴代モデルにも採用されるシートアシストグリップや、アームレストの操作パネル、後席コンソールの中央に王冠エンブレムが付与されることが分かっており、展示されたモデルではパノラマルーフも採用されているようです。

 実際に運転席に座ると木目加飾やセンターコンソールの高さなどにより包み込まれる感覚を覚える他、後席ではホイールベース3000mmにより、余裕のある空間となっています。また今回のパノラマルーフ仕様では頭上付近に圧迫感をやや感じますが、無い仕様では気にならなそうです。

 さらに足元には、ミシュラン「パイロットスポーツ S(245/45R20)」を装着。なお事前情報では19インチも設定されるようです。

※ ※ ※

 全長5mを超えるボディサイズの新たなクラウンセダンですが、世界的にショーファーニーズが高まる中でどのような存在感を発揮出来るのか、今後の動向にも注目です。

トヨタ・クラウン のカタログ情報を見る

【画像】全長5m超え新型「クラウンセダン」がスゴい! 内装はどうなってるのが画像を見る(68枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

5件のコメント

  1. クラウンって、やっと外装がマツダと同じぐらいに美しくなったのに、内装見てガッカリ… 初代プリウスでは仕上がっていた内装の美しさを、どしてクラウンでできないんだろう??
    日本は相変わらず工業デザインが遅れてるなぁ~。クセのない長持ちする車を作れるのだから、もっと丁寧にデザインすれば「ほしい車」ができるのに。ユーノスコスモみたいな内装のインパクトが欲しいなぁ。

    • 挙げてる車の内装奇抜なだけで全然質良くないぞw
      そしてデザインも良いとは思えない
      コメ主的な考え方ならクラウンクロスオーバーのリアのデザインとかツートンの色使いとかかなり頑張ってると思う

  2. トヨタ新型クラウンセダンです。日本仕様のトヨタ新型クラウンセダンは右ハンドル仕様車は市販化だったのに、黙って、左ハンドル仕様車のプロトタイプを披露。日本仕様のトヨタ新型クラウンセダンの最終的に右ハンドル仕様車の発売を楽しみに期待。

    • トヨタ新型クラウンクロスに続いて、クラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステートを発売予定ですが、日本で、新型クラウンセダンの左ハンドル仕様車のプロトタイプを世界初公開され、日本で、新型クラウンセダンを最終的に、日本仕様車の右ハンドル仕様車の発売も期待したいです。楽しみにしています。新型クラウンセダンのオーナー&お御抱え付き&タクシー&ハイヤー&覆面パトカー&制服パトカー仕様車も良いですね。トヨタの新型セダンの復権もお楽しみに。

  3. 長いこといろいろなトヨタ車を見て、乗ってきましたので、どうしても細かい点のコメントとなります。シートバックポケットをどうして簡素なものとしたのか。蛇腹や樹脂も使用したシートバックポケットはアッパーミドルクラスの特徴で、ここのコストを下げたことによりアシストグリップとのアンバランスが非常に目立ちます。スイングルーパーもそうですが、CROWNらしさの復活を望みます。高級を謳うなら、特に内装は細かいところまでお金をかけていただきたいです。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー