将来は新潟~山形・仙台の最短ルートに! 東北中央道につながる無料バイパス「梨郷道路」2023年度開通へ
山形県内で建設が進む国道113号バイパス「梨郷道路」が、2023年度に開通する予定です。どのような道路なのでしょうか。
新潟山形南部連絡道路を構成
山形県内で建設が進む国道113号バイパス「梨郷(りんごう)道路」が、2023年度に開通する見込みです。どのような道路でしょうか。
梨郷道路は、地域高規格道路「新潟山形南部連絡道路」の一部を構成する自動車専用道路です。2008年度に新規事業化、2012年度に工事着手されています。国道113号の混雑緩和や物流機能強化、救急搬送時間短縮などを目的に整備が進められています。
区間は長井市大字今泉から南陽市大字竹原までの7.2kmです。道路は幅12.0m、車道2車線、設計速度80km/hで整備されます。南陽市側で国道113号「赤湯バイパス」と接続し、同パイバスを介して東北中央道の南陽高畠IC(山形県高畠町)につながります。
2023年度は49億6500万円の予算で、舗装工事などが行われ、全線2車線・通行無料で開通する予定です。
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梨郷道路が組み込まれる新潟山形南部連絡道路は、新潟県村上市と山形県高畠町を東西に結ぶ延長約80kmの地域高規格道路です。
ルートは国道113号と並行しており、現在は西側の荒川道路と東側の赤湯バイパスが開通。その間に位置する鷹ノ巣道路、小国道路、梨郷道路は事業が進行中です。
事業化に至っていない区間もまだ多くありますが、全線が開通すると日本海東北道(荒川胎内IC)と東北中央道(南陽高畠IC)を結ぶ「ヨコ軸」ができ、新潟と山形・仙台を最短で結ぶルートが生まれます。
新潟市を全力でスルーできるバイパスを海沿いに希望。