デビュー8年! トヨタ「アルヴェル」どうなる!? ライバルが新たな動きをみせるなか「刷新」に待望の声も
2015年のデビューから8年が経過したトヨタの人気高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」。フルモデルチェンジを待ち望むファンの声も多くみられるなか、他社のライバル車などが新たな動きを見せています。
高級ミニバンの代表格「アルファード/ヴェルファイア」はどうなる!?
トヨタの人気高級ミニバン兄弟、“アルヴェル”こと「アルファード/ヴェルファイア」は、現行型のデビューから早くも8年が経過しています。
メーカーから発信される公式情報は一切なく、他社のライバル車も新たな対抗策の動きをみせるなか、SNS上などではアルヴェルのフルモデルチェンジを期待する声が多く集まっています。
近年、会社役員や政治家、芸能人といったVIPの愛用者が拡大しているのが、高級ミニバンです。
長い歴史を持つ高級セダンに比べゆとりのある室内空間に加え、装備などの充実ぶりが支持されているといいます。
そして高級ミニバンの代表格といえるのが、トヨタのアルファード/ヴェルファイアです。
3代目となる現行型は2015年1月にデビュー。発表当時トヨタは「従来にはない新しい高級車の概念を創造することを目指した」とし、「大空間高級サルーン」をキーワードに開発を行ったと説明しています。
その象徴となったのが、後席の2列目シートの快適性を重視した最上級グレード「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」です。
専用チューニングの足回りや、広くゆったりとしたソファのような専用エクゼクティブラウンジシートを採用し、多くのVIPたちから注目を集めました。
そんなアルファード/ヴェルファイア兄弟も、気付けばデビューから8年を迎えています。
当初はほぼ均等に販売台数を伸ばしていた2モデルですが、近年は2020年5月に実施された販売4チャンネルの統合の影響からか、アルファードが大幅にシェアを伸ばす一方、ヴェルファイアが販売台数を大幅に落としています。
その流れに輪をかけるように、トヨタは2021年4月に実施した一部改良でヴェルファイアの大幅なグレード整理を実施。もはやアルファードの1グレードのような存在になっているのが現状です。
SNS上では「そろそろ新型が登場するのでは」との噂が多く聞かれる一方で、「ヴェルファイアは残るの?」「2モデルともフルモデルチェンジするらしい」などと、真偽も定かではない多くの情報が錯綜しています。
トヨタからの公式発表はなく、多くのファンがやきもきしている状況です。
そんななかホンダは、2021年末に国内での販売を終了した高級ミニバン「オデッセイ」を、一部改良のうえで2023年冬に復活させることを2023年4月7日に明らかにしました。
生産終了した2021年にも年間2万1148台(月/約1762台平均)を販売し、決して売れ行き不振という訳ではなかっただけに、ホンダファンを中心に歓迎ムードが広がっています。
さらに高級ブランドのレクサスまでも、2023年4月18日にミニバン「LM」の2代目モデルを発表し、今秋に国内でも発売することを明らかにしました。
ここへきて高級ミニバンの市場がにわかに盛り上がりをみせているといえます。
一方で、本家ともいえるアルファード/ヴェルファイアは、2022年4月に新たな特別仕様車の設定を行って以来、特に大きな動きはみせていません。
今後のトヨタの動向に対し、ますます注目が集まるところです。
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