日産“新”「スタイリッシュコンパクトSUV」登場! MTのみ&黒ホイールがイケてる「ジューク N-Style」独で329万円から
2023年4月5日、日産のドイツ法人は、コンパクトSUVの新たな特別仕様車「ジューク N-Style」を発表・発売しました。日本では販売されない2代目ジュークですが、どのようなモデルとなっているのでしょうか。
クセ強めのコンパクトSUV「ジューク」に特別仕様車「N-Style」
2023年4月5日、日産のドイツ法人は、コンパクトSUVの「ジューク」に新たな特別仕様車「N-Style」を設定し発表・発売しました。
ジュークは、初代モデルが2010年2月に欧州で初披露され、日本国内では6月に発売されたコンパクトSUVです。コンパクトスポーツカーの俊敏さとSUVの力強さ、安心感を融合したという当時としては珍しい立ち位置のクルマでした。
現在販売されるのは、2019年9月に登場した2代目ですが、日本国内では販売されておらず、海外専売車種となっています。
今回ドイツに投入されたN-Styleもこの2代目をベースとしたモデル。ボディサイズは全長4210mm×全幅1983mm(サイドミラー展開時)×全高1595mmです。
ドイツ市場では通常のジュークにハイブリッドモデルも存在しますが、N-Styleに搭載されるパワートレインは最高出力114馬力・最大トルク200Nmを発揮する1.0リッターガソリンエンジンのみ。これに組み合わされるトランスミッションは6速MTのみで、前輪を駆動します。
エクステリアでは、17インチの黒いアロイホイールを装備するほか、リアサイドウィンドウがブラックスモークガラスになっています。ボディーカラーは、印象的なレッドに加え、メタリック仕上げの「ダークグレー」とパールホワイトの3種類用意されます。
インテリアでは、一部合成皮革を使用した黒のスポーツシートが装備されます。
価格は、2万2290ユーロ(約329万円)からです。
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前述の通り、海外専売車種となってしまい日本では販売されない2代目ジュークですが、初代モデルが日本で販売されていただけに、SNSなどでは、「なんで日本では売らないの」「カッコいい」「日本導入して欲しい」など、導入を求める声が一定数存在します。
しかし、以前の取材で日産は「荷室や後席の広さといった実用性を求める国内ユーザーのため、より広い空間を持つキックスの導入を決めました」という主旨の回答をしており、キックスが存在する限り、2代目ジュークの導入に対する望みは薄そうです。
一方前述のハイブリッドモデルは、2022年に欧州で追加設定されており、直近でもそのラインナップを拡大中の2代目ジュークですが、2023年5月上旬時点で、日産から新型ジュークの国内導入に関する発表はありません。
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