トヨタ新「カムリ」発表! 日本生産終了も「イケ顔」採用の中型セダンが改良へ 約424万円からメキシコで登場

トヨタのメキシコ法人は2023年5月3日、新「カムリ(2023年モデル)」を発表しました。

メキシコ向けの改良モデル登場

 トヨタのメキシコ法人は、ミディアムセダン「カムリ」の2023年モデルを発表しました。
 
 カムリは2023年12月に日本での生産を終了することが明かされていますが、国外市場向けでは2023年モデルが登場するようです。

国内展開終了も海外では引き続き設定!
国内展開終了も海外では引き続き設定!

 初代カムリは1980年に登場。当初はクーペの「セリカ」をベースにした「セリカカムリ」という名称となっており、駆動方式も後輪駆動(FR)を採用し、国内でのみ展開される車種でした。

 2年後の1982年に登場した2代目からはセリカの名称が消え、前輪駆動(FF)を採用することで独立した車種となり、海外でも展開されます。

 以来現行モデルにいたるまでFFミディアムセダンの世界戦略車という特徴は変わっていません。2016年12月時点では、世界100か国以上の国と地域で販売し、累計販売台数は1800万台にも登り、トヨタのなかでも最量販車のうちの1台です。

 現行型カムリは10代目で、2017年7月に登場。

 TNGAプラットフォームやパワートレインの採用、先進運転支援「トヨタ セーフティ センス」の採用など、走行性能や安全性能が高められたほか、内外装もシャープでグラマラスな造形とすることで、スポーティさと上質さを表現しています。

 メキシコ市場向けモデルではパワートレインを2種類用意しており、ハイブリッド車のほかに、日本仕様には設定されていないハイブリッドシステム非搭載の2.5リッター直列4気筒エンジン搭載モデルも用意しています。

 今回登場する2023年モデルはボディ同色のスポーツバンパーとスポイラーを装備し、ワイドなハニカムグリルを採用。また、ブルーの縁取りがあしらわれた18インチアルミホイールを装備することで、さらにスポーティさを強調しました。

 インテリアでは、9インチのタッチスクリーンモニターを採用したほか、上級モデルではワイヤレス充電器やJBL製9スピーカーサウンドシステムなどを設定しています。

 安全装備は10個のエアバッグに加え、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などを含める最新のトヨタ セーフティ センス2.5を利用でき、ハイブリッドモデルでは全車速対応のレーダークルーズコントロールと電動パーキングブレーキが装備されます。

 グレード展開はガソリン車がベースの「LE」と上級モデル「SE」を用意し、ハイブリッド車はベースモデルの「SE」と上級モデル「XLE」、また特別仕様車「SE ナイトシェード」の3タイプを用意。

 価格は55万8200メキシコペソ(約424万円)から69万300ペソ(約524万円)に設定されています。

トヨタ・カムリ のカタログ情報を見る

【画像】国外向け「カムリ」がカッコいい! 「イケ顔」で進化した「カムリ」を画像で見る(53枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. 正直ダサい。
    フロントとリアはゴチャゴチャゴチャゴチャしてるのに、サイドはのっぺりでバランス悪い以下にもトヨタらしい車だな。
    プリウスは垢抜けたのに

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー