「高速道路」加速車線の手前で焦って合流はNG!? 不慣れな人でもスムーズに運転するコツとは

レジャーシーズンを迎え、高速道路を利用して遠出する機会も増えてくるでしょう。免許を取得したばかりの初心者や、あまり運転していない人は、高速道路の運転に戸惑うこともあるかもしれません。高速道路をスムーズに走るには、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。

高速道路を走る前にチェックしておくべきこととは

 行楽シーズンが到来し、遠くへ出かける機会も増えて高速道路を利用することもあるでしょう。
 
 運転免許を取得したばかりの初心者や、普段あまりクルマを運転しない人にとって、高速道路の運転は緊張の連続だと思いますが、高速道路をスムーズに走行するために、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

高速道路をスムーズに走るコツとは
高速道路をスムーズに走るコツとは

 まず、一般道路と高速道路の大きな違いは「信号がない」「歩行者がいない」「基本的に複数の車線で一方通行(対向車線がない)」「制限速度の違い」などがあります。また連休中には「大渋滞」が発生しやすいのも、高速道路の特徴です。

 そんな高速道路で起こりがちなトラブルも一般道とは異なり、ロードサービスをおこなうJAFが公表する「道路別の出動理由」によると、一般道路では「バッテリー」のトラブルが多く「タイヤのパンクやバースト、エアー不足」「落輪・落込」と続くのですが、高速道路では「タイヤのパンクやバースト、エアー不足」が多く、「燃料切れ」と「事故」が続きます。

 つまり高速道路の走行では、それだけタイヤの状態が重要になってくるということでしょう。そのあたりを元教官のI氏に聞いてみました。

「高速道路では高い速度域での走行が続くことから、エアー(空気圧)不足によってタイヤのたわみ(変形)が大きくなり、『スタンディングウェーブ現象』が発生しやすくなります。

 そして、最終的にトレッド面の剥離やバーストといったトラブルへと発展することがあります。

 また、燃料切れが多いのは、高速道路を利用する前に給油していなかったから。タイヤも燃料も事前に確認をせずに高速道路に乗ってしまう人が多いということだと思います」

 では、高速道路を走行する前に、どんなところをチェックすればいいのでしょうか。

「タイヤのトラブルが多いことから考えても、やはりタイヤの空気圧チェックは欠かせないと思います。

 できれば高速道路に乗る前にガソリンスタンドに立ち寄り、給油ついでにタイヤの空気圧が適正レベル以上か、タイヤの溝の残りなども見てもらうのが良いでしょう。

 タイヤの溝は減っているからといってすぐに交換できないかもしれませんが、溝の状態を把握したうえで急な車線変更は控えたり、ブレーキの制動距離が長くなることを認識することが大切です」(教習所の元教官 I氏)

 高速道路には約50km間隔で、給油も可能なSA(サービスエリア)が設置されていますが、燃料価格は一般道路にあるガソリンスタンドよりも高めです。

 なるべく事前に給油を済ませることがスムーズな走行にもつながるようです。

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