クルマ好きにはたまらない! 往年の名車をじっくり鑑賞できる「自動車ミュージアム」おすすめ5選
温故知新を体感できる自動車ミュージアム
●スズキ歴史館(静岡県浜松市)
1909年に創業、1920年に織機メーカーからスタートしたスズキ。企業のモットーである「価値ある製品を」を体現したスズキ製のクルマやバイク、船外機などスズキのヒストリーを体感できるのが「スズキ歴史館」です。
同社の原点である織機や、レトロ感漂う往年の大ヒットモデル「フロンテ」や「キャリイ」「スズライト」などの名車や最新の車種の展示はもちろん、3Dシアターや生産ラインの展示、さらには本社のある浜松を含む遠州地域の歴史を紹介するコーナーなどもあります。
ユーザーに寄り添った「生活のためのクルマ」をつくり続けてきたメーカーならではの展示内容となっており、映画「ALWAYS 3丁目の夕日」のような、ノスタルジックな昭和感を体感することができます。
●日産ヘリテージコレクション(神奈川県座間市)
日産自動車の座間工場内にあり、創業から現代までの日産ヒストリーを築いてきた、まさにヘリテージ(歴史)を感じさせる車両たちを所蔵するのが「日産ヘリテージコレクション」で、まるで巨大なガレージのような造りになっています。
日産の長い歴史のなかで技術革新をもたらした車両、モータースポーツで活躍したレース車両やエポックメイキングなモデルなど、常時300台以上を展示。
しかも公開中の生産車の7割(モータースポーツ車両を除く)は走行可能で、しっかりとメンテナンスされているそうです。
2名から15名までの団体による完全予約制となっていますが、何より普段は立ち入ることができないメーカーの事業所内というシチュエーションも魅力的です。
ネオクラシック好きのファンが多い日産だけに、クルマ仲間を募って訪れてみたくなるスポットです。
●日本自動車博物館(石川県小松市)
大正ロマンを感じさせる赤煉瓦造りの洋館に、日本最大級の1万2000平方メートルもの広大なスペースを有して約500台もの車両を展示するのが、「日本自動車博物館」です。
しかもスタートは個人コレクションからスタートしたという歴史を持っています。
高級車ばかりではなく、黎明期から戦後までに活躍した実用車など貴重な車両も数多く展示。
展示車両は1930年代の貴重な国産クーペや1950年代のトラック、往年の名車だけではなく、ネオクラシックに分類される日産「R32型スカイライン」やホンダ初代「NSX」などもあります。
また映画「ALWAYS続・三丁目の夕日」で使用されたボンネットバスに乗っての撮影も可能です。
日本有数の名湯と名高い加賀温泉郷も近く、温泉旅行とセットで訪れるのも良いのではないでしょか。
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