ド派手「サムライ」ボディの日産「フェアレディZ」誕生!? ボディは神社や桜も! ”ザ・日本”なアートカーが米に登場
日産は2022年にデビューした新型フェアレディZをベースとしたアートカーを、米国・ワシントンで発表しました。ブラシアートを用いながらショー会場で描かれたといいます。
アートのテーマは「日本の歴史的遺産」!?
アーティストのDavid “Dez” Zambrano氏(デビッド“デズ”デザンブラーノ氏、以下デズ氏)は、日産「Z」(日本名「フェアレディZ」)をベースにしたアートカーを米国で発表しました。
フェアレディZは、1969年に初代がデビューして以来、世界で180万台以上が販売されたスポーツカーブランドです。
現行型は2021年8月に世界初公開され、2022年夏より国内での販売を開始しています。
最高出力405ps、最大トルク475Nmの高性能な3リッター V型6気筒ツインターボエンジンと、歴代Zをオマージュした古典的なフォルムをベースとしながらもモダンに仕上げた新鮮なデザインを組み合わせ話題を呼びました。
そんなフェアレディZをベースに、米・ワシントンで2023年1月におこなわれた展示会「ART of Motion ショーケース2023」において、アートカーが制作されました。
日産が提供した真っ白なフェアレディZのボディにその場で描かれたのは、武士や桜の花びら、そして神社の鳥居など、日本の歴史的遺産を中心にした3Dブラシアートでした。
デズ氏は次のように話します。
「Zのボディラインはゴージャスで、躍動感があります。ここに桜などの要素を加えることで、停まっていてもクルマが道を進んでいるように見えます」
デズ氏はショー初日に下書きを施してから、会場で人々に見守られながらデザインを完成させたといいます。
「大勢の前で仕事をするほうが楽しい。私は人々とつながるためにアートを創るのです」と、デズ氏は語りました。
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デズ氏にとっても、フェアレディZは思い出深いブランドでした。
彼が17歳の時に手に入れたのは、父の整備工場でレストアを行った古いフェアレディZ(280ZX)。デズ氏は「素晴らしいクルマだった」と語り、完璧な280ZXのことを今でもよく覚えているといい、それだけに今回の取り組みも感慨深いものがあったようです。
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