すげぇ… トヨタ「街乗り最適スポーティカー」誕生! 見た目&中身が良い、話題の新型「プリウス」の魅力とは

今度はリアルな公道で印象をチェック!

 2023年4月中旬にみなとみらい(神奈川県横浜市)周辺で公道試乗を実施しました。

 ハイブリッド車は、他のクルマと混じって法定速度で走行する分には基本的にEV走行がメインとなります。

 ただし、バッテリー残量やアクセルの踏込み具合に応じてエンジンが始動する他、エンジンの暖気が十分でない場合にはEVモードなどでもしばらくはエンジンがかかった状態での始動となるようです。

 とはいえ、先代モデルよりもEV走行可能な実速度域が上がっており、街中で運転している限り、基本的にエンジン走行とモーター走行の切り替えはほぼわかりません。

 このあたりの制御について前出の大矢賢樹氏は「シームレスな制御に関しては特に注力して開発を行った」と説明しています。

見た目そのままの「走り」を楽しめる
見た目そのままの「走り」を楽しめる

 またプラグインハイブリッド車では、ハイブリッド車同様に先代モデルから大幅に進化しています。

 EV走行距離(カタログ値・WLTCモード)は17インチタイヤで105km、19インチタイヤで87kmとなっていましたが、試乗した日は気温が高かったことも影響してか、19インチタイヤでもメーター表示93kmとなるなど、日常での使用範囲を十分にまかなえる数値となっていました。

 プラグインハイブリッド車では、ハイブリッド車と違い、電池残量がある限りEV走行が可能なため、登坂や合流などでアクセルペダルを踏み込んでもエンジンは掛かりません。

 また新型プリウスのプラグインハイブリッド車は、トヨタ「ハリアー」やレクサス「NX」の同仕様よりも一世代新しいものとなっています。

 これにより、システム制御にも改良が加えられていることで、アクセルペダルの踏み込みに応じた加速感やモーターの繋がり感がより自然なものになっているのが体感出来ました。

 同じく、ブレーキにも改良が加えられており、先代モデルは蓄圧タイプのものを採用していましたが、新型プリウスではオンデマンドポンプ加圧タイプを採用。

 これにより、ブレーキを踏んだときの「カックン」という動きがほぼ抑えられ、滑らかなで意のままの減速感を味わえます。

ハイブリッド、プラグインハイブリッドにはそれぞれの魅力がある
ハイブリッド、プラグインハイブリッドにはそれぞれの魅力がある

 また新型プリウスのハイブリッド車は徐々に納車された人も増えて来ており、購入者からの声について前出の大矢賢樹氏は次のように話しています。

「新型プリウスを購入されたお客からは『デザイン良くて購入した』という声や、『試乗してみて走りが良かった』というコメントを多く頂いています。

 また様々なメディアでデザインや走りを褒めて頂いて、それを見たお客さまが『その通りだった、購入して良かった』と言って頂けております」

※ ※ ※

 そのデザイン性の高さから世界に衝撃を与えたと言っても過言ではない新型プリウス。

 見た目だけでなく、ハイブリッド車とプラグインハイブリッド車はそれぞれ「街乗りに最適なスポーティカー」としての走りの味も持っており、まさに完璧なクルマと言えるかもしれません。

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コメント

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1件のコメント

  1. プリウスいいね^ ^
    でもスポーティにしすぎたら86が間抜けな感じになっちゃうw
    走りでも負けて燃費でも負けて室内空間も負けると言う・・・。

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