話題の「ウサギミニバン」で再注目! エアー&スパーダ…人気はどう? ホンダ「ステップワゴン」発売から1年の現状
2022年5月、6代目となるホンダ「ステップワゴン」が発売されました。発売から約1年が経過しましたが、現状の売れ行きやユーザーからの反響はどのようなものがあったのでしょうか。
売り上げは好調!しかしライバル車も多いミニバン
2022年5月27日にホンダ「ステップワゴン」は、6代目へとフルモデルチェンジして発売されました。
発売から約1年が経過しましたが、現状の売れ行きやユーザーからの反響はどのようなものがあったのでしょうか。
ステップワゴンは、1996年に初代モデルが発売されてから今日に至るまで、根強い支持を受けてきました。
ファミリー層を中心に人気を集め、ホンダの主力となる車種のひとつです。
6代目となったステップワゴンは「エアー」「スパーダ」そして「スパーダプレミアムライン」というタイプを設定。
シンプルかつクリーンな印象を与えるエアーは、初代・2代目を彷彿とさせる縦基調のリアコンビネーションランプを採用しています。
また、さりげい上質なメッキモールが全体を引き締め、ボックスシェイプをより一層際立たせてるのが特徴です。
スパーダは、厚みを持たせたリアバンパーにボディー下部を囲むメッキモールやテールゲートスポイラーによって力強く伸びやかなシルエットを表現。
さらにダーククロームで仕上げたシャープなメッキパーツによって上質かつ品格があるスタイルとなりました。
そのスパーダをさらに上質に仕立てたのが、スパーダプレミアムラインです。
スパーダのダーククロームメッキパーツをより上質な印象を与えるプラチナクローム仕上げにしている他、専用デザインの17インチアルミホイールを装備しました。
またボディサイズは全長4800mm-4830mm×全幅1750mm×全高1840mm-1855mmとなっており、先代よりも大きくなったのも特徴です。
パワートレインには、ガソリン車に1.5リッターターボエンジンを搭載し、ハイブリッド車には2リッターガソリンエンジンに2モーターを組み合わせたe:HEV車を用意しています。
そんな特徴を持つステップワゴンの登場から約1年が経過しましたが、どのような動向なのでしょうか。
首都圏のホンダ販売店は売れ行きについて「好調の売れ行きです。発売から1年間、コンスタントに受注をいただきました」と話します。
また、ユーザーからはどのような反響があったのでしょうか。前出の担当者は次のように話します。
「型ステップワゴンの魅力は、走行性能にあります。
お客様からも、走りのパワーがいいという評価をいただいております。
ファミリーカーとしての需要が高く、家族連れのお客様でかつ走りを楽しみたいという方からご購入をしていただくケースが多いです」
実際にSNSなどでは、「パワーは十分にある」「静かで揺れが減った」「走行時の安定感や重厚感が気に入っている」などの声が寄せられています。
一方で、ステップワゴンのようなミニバンには、ライバル車も多く存在します。たとえば、トヨタ「ノア/ヴォクシー」や日産「セレナ」などが挙げられます。
これらのライバル車にユーザーが流れるといったこともあるようです。前出の担当者は次のように話します。
「ステップワゴンのシンプルなデザインは好評をいただいておりますが、好みが分かれるというのも事実です。
ノアやヴォクシーのようにフロントマスクがオラオラしているほうが好きという人もいます」
ステップワゴンは好調の売り上げを維持する一方で、納期という問題がユーザーにとってネックになるようです。関西圏のホンダ販売店の担当者は次のように話します。
「2023年4月末現在、フリードの納期が早く、約3か月で納車ができます。
コンパクトミニバンのフリードは、ミドルミドルのステップワゴンよりひとまわり小さいモデルです。
しかし、2列シート/3列シートとバリエーションが多い他、室内容量も広いため、フリードでも十分と感じる人も多いです。
そのため、ステップワゴンが欲しいと来店された人でも、すぐに納車ができるフリードを購入するといったお客様もいます」
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ファミリー層をメインターゲットとするミニバンは、争いが熾烈な市場でもあります。
そうした中で2年目となるステップワゴンは、アウトドアメーカーDODとコラボしたカスタム仕様をお披露目したことで再注目されており、今後の動向からも目が離せません。
そういえば以前、明確な根拠もなくただその月の販売台数だけを競合車種と比較して、「ステップワゴンは販売苦戦している」っていうネガキャン記事を書いているサイトが幾つかあったよなぁ
何処とは言わないけど(笑)