レクサスが新型ミニバン「LM」世界初公開! 4年ぶり全面刷新で「2代目」日本初導入! 究極の移動空間「4人乗り仕様」を設定
まさにファーストクラス!? レクサスが目指す新型LMの「乗り心地」とは
新型LMでは、すべての乗員が快適に過ごせるようにフラッグシップMPVにふさわしい乗り心地を目指しました。
スライドドア開口面積が広く剛性確保が難しいMPVのボディ骨格強化の為に次世代レクサスが一貫して取り組んでいる「素性の刷新」を新型LMでも実践。
ラジエターサポートブレース/ロッカーストレート構造/リヤ床下ブレース/クォーターピラー部リインフォースメント設定などにより、従来型比で約1.5倍のボディねじり剛性を確保。アッパーボディやフロアに採用した構造用接着剤も振動の軽減に効果を発揮しています。
またシート開発では、どこに座っても心身共に自然体でいられるよう乗員の身体の動きを徹底的に分析することで、特に頭部の揺れの軽減と視線の安定化を図りました。
フロントシートは座面の面圧分布を最適化し、旋回時のGの大小にかかわらず身体をホールドすることで、疲労を軽減する座り心地と、クルマとの対話に集中できる環境を追求しています。
2列目シートでは、特性の異なる2種類の衝撃吸収材を使用することで、停車時から走行時まで乗員を優しく包み込みながら支える構造としました。
3列目シートは大人でもゆったりと座れるようシートバックとクッションに厚みを持たせています。
また、リニアソレノイド式アクチュエーターと周波数感応バルブを併用した「周波数応バルブ付き AVS」をレクサス初採用し、低周波から高周波までの幅広い領域できめ細かく減衰することで振動を軽減し、速度を問わず常に上質な乗り心地を提供します。
さらに後席の快適性を重視したドライブモードセレクト「RearComfort」モードをレクサス 初採用。これは、AVSの減衰力特性は後席の乗り心地を優先しつつ、アクセルやブレーキを統合制御することで加減速時の姿勢変化がより少なくなるセッティングです。
新型LMでは「心地よく感じる自然な静けさ」という“静粛感”にこだわっています。
ノイズの周波数帯域と発生部位などを解析し「発生するノイズ (源音) を小さくする」、「車内への侵入を防ぐ (遮音)」、「車内のノイズを下げる (吸音)」という3ステップで静粛性の向上に取り組んだといいます。
さらに源音の低減では主にロードノイズと風切り音に着目し、ロードノイズはタイヤ周辺、風切り音はボンネットやピラー周りに重点的に対策を施すことに加え、アコースティックガラスの採用も、高周波の風切り音の低減に寄与しました。
また音や振動の発生源のひとつであるエンジン、振動の伝達増幅の原因となるマウント系などは徹底したチューニングを実施しています。
新型LMの安全面では、先進の予防安全技術「Lexus Safety System+」を新型SUV「RX」に続いて採用しています。
運転状況に応じて、適切な操作サポートを行う「プロアクティブドライビングアシスト」や、「ドライバーモニター」との連携によるドライバーの運転状況に応じた最適制御など、ユーザーの安全・安心なドライブに一層貢献するものです。
さらに快適な移動を支える高度運転支援技術「Lexus Teammate」の機能として「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」と「アドバンストパーク(リモート機能付) 」 を採用しました。
その他、新型LMでは先進技術による新たな体験価値として、フロントドアにイージークローザーを組み合わせた「e ラッチシステム」をレクサス初採用することで「閉める時に力いれてドンとやらなくても良くなった」といい、ドアを閉める際の使い勝手の向上と静かでスムーズな操作性を実現しました。
そして後方からの自転車を含む接近車両を検知し、通知を行うとともにとドア開放をキャンセルする機能を搭載した「安心降車アシスト」をフロントドア、スライドドアの両方に採用。なおバックドアの開閉はトヨタ「ノア/ヴォクシー」と同じようにボディ後方側面にボタンが配置されています。
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【新型LM プロトタイプ主要諸元(従来型比)】
全長:5125(+85)mm
全幅:1890(+40)mm
全高:1955(+10)mm
ホイールベース:3000(+0)mm
パワートレーン:2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム [eAxle]、2.5L直列4気筒ハイブリッドシステム[E-Four/FF]
タイヤサイズ:225/55R19、225/65R17
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