910万円の“レトロ顔”マツダ「ロードスター」が存在!? 高級クラシックカー「フータン グランドアルバイシン」がスゴい!
スペインのフータン社が手掛ける「グランドアルバイシン」が日本に上陸しました。マツダ「ロードスター」をベースにクラシックなデザインに仕立てたモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ロードスターの面影なし!? 最新機構搭載のクラシックカー!
フータンジャパンは、日本で初めて正規輸入した「グランドアルバイシン ヘリテージ カブリオレ」をオートモービル カウンシル2023(2023年4月14日から16日/幕張メッセ)に出展します。
クラシカルなデザインのグランドアルバイシン ヘリテージ カブリオレとは、どのようなモデルなのでしょうか。
ベースとなるのはマツダの2シーターオープンカー「ロードスター」です。スポーティなデザインのロードスターから一転、スペインのコーチビルダー「フータン オートモビルズ」によるオーダーメイドでレトロな高級車にイメチェンしました。
グランドアルバイシンは、高級車の製造をおこなうフータン社の強みであるハンドクラフトによる仕上げを随所に取り入れた独自のスタイルが特徴です。
なかでも「ヘリテージ」の外観は抑揚が効いたボリューム感のあるデザインで、バンパーやグリルなどはクロームパーツで加飾。フェンダーがクラシックカーの雰囲気を醸し出すとともに、17インチスポーク調ホイールもクラシカルなデザインとしました。
ベース車両に対して全長は290mm長く、幅は55mm広く、全高は10mm低くなっていますが、車重はベース車と同じ990kgを実現。ボディカラーは好みに応じて選択可能です。
内装はレザーとウッドのコンビネーションで質感の高い空間を演出。インテリアの表皮の素材はエコレザー、本革、ナッパレザー、アルカンターラから、自由に色を選ぶことができます。
グレードは、クラシカルな「ヘリテージ」のほかに、スポーティさとネオクラシックが融合した「ビスポーク」もラインナップしています。
ボディ全体に走る特徴的なラインに加え、異彩を放つ独特のグリルやオリジナルの17インチ星形ホイールを採用。フロントグリルはメッシュ素材、インテリアにはアルミやカーボン素材を使用しました。
またルーフは、ヘリテージ、ビスポークともに、ソフトトップの「カブリオレ」とハードトップの「タルガ」が用意されます。
いずれもの仕様でも、エンジンは132馬力の1.5リッターガソリンまたは184馬力の2リッターガソリンを搭載。トランスミッションは、カブリオレは6速MTのみ、タルガは6速MT/6速ATが設定されます。
グランドアルバイシンはスペイン仕様のロードスター(欧州名:MX-5)をベースとしていることもあり、日本仕様のロードスター(ソフトトップ)にはない、2リッターエンジンに6速MTが設定されるのも魅力のひとつだといいます。なお、全車が左ハンドル仕様となります。
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グランドアルバイシンの車両価格(消費税込)は910万円からに設定されています(為替により変動あり)。
ロードスターの価格が268万9500円からなので、グランドアルバイシンは3倍以上の価格となりますが、中身に現代の機構を採用しながら内外装はクラシックカーの雰囲気を味わえることもあり、個性的なクルマを求める人におすすめのモデルなのではないでしょうか。
外観はよさそうに見えるけど、寸詰まりで横から見るとしょぼい。スイッチ関係やステアリングはロードスターそのままでダサい。残念な車