ホントにイケる!? 三菱 新型「デリカミニ」でハードな「ぬかるみ」や「モーグル」もクリア! タフすぎる軽四駆の走破性を体験してみた
三菱の新型「デリカミニ」は、カッコ可愛い見た目と両側スライドドアで便利な実用性をもつ軽自動車、というだけではありません。デリカの名前を継承する弟分として、走りの性能の高さもしっかりと備わっていました。
「デリカ」の名前は伊達じゃない! 軽スーパーハイトでもこの走破性!
三菱 新型デリカミニは、2023年1月の東京オートサロンで実車が初公開された軽スーパーハイトワゴンです。タフなクロスオーバーミニバン「デリカD:5」の名称を引き継ぐ弟分として「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」をコンセプトに、4月5日時点で約9000台の予約受注を集めるなど、早くも評判を呼んでいます。
2023年4月8日、アウトドア専門の複合商業施設「モリパーク アウトドアビレッジ」(東京都昭島市)でおこなわれた「新型デリカミニ発表イベント DELICA MINI OUTDOOR FES」のなかで、新型デリカミニの4WD性能を実際に体験することができました。
試乗車両は660ccターボエンジンを搭載する最上級グレード「Tプレミアム」(4WD/販売前のプロトタイプモデル)です。
新型デリカミニの4WDは、2WDモデルのタイヤサイズ(165/55R15)に対し大径なタイヤ(165/60R15)を装着するとともに、160mmの最低地上高を確保しています。また4WD車専用に開発された前後ショックアブソーバーも装着されているのも特長です。
試乗は、本格的な悪路を模した特設コースで行われました。
20度の斜面を横切る「キャンバー走行」、左右に異なる凹凸がある「モーグル走行」、滑りやすい路面をイメージし右前輪と左後輪がローラーとなっている「脱出路」の3つに分かれており、プロドライバー運転のもとリアシートに同乗するかたちで体験します。
最初はキャンバー走行です。運転席側から大きなコブに乗り上げるようなかたちで、車両が大きく左に傾きます。進入時には右後輪が、脱出時には右前輪が地面から離れて完全に浮いた状態になりますが、室内にいるとその様子はほとんど分かりません。
両側スライドドアを装備し開口部の大きい軽自動車でありながら、ボディが大きく揺れたりたわむような印象は感じられず、同乗でもしっかりとした剛性感を味わうことができました。
最大20度付近になると、外で見ているのもかなりの迫力ですが、室内で体感するとその迫力度合いはさらに増します。
ただ新型デリカミニ自体が持つ能力なら、この程度の傾きでは余裕があるといいます。三菱によれば、メーカー届け出数値による「横転角度」は42~43度(グレードにより異なる)とのことで、試乗コースはまだ半分弱の数値だとわかります。
また、新型デリカミニの座面と背もたれ部分に使われている立体3Dパターンの撥水シート生地と身体とのフィット感がとても優れており、大きく傾いた状態でもシートベルトを装着していれば身体がずり落ちることがなく、リアシートのホールド性の良さも体験できました。
なんだ。リアルの泥濘を抜けたわけではないの?。現実は想定よりも厳しいですよ。
4WDモデルはそこそこ良い感じでしょうね。4WDが売れてるのも納得です。
タイヤの口径が大きいことと、最低地上高16cmは強みですね。フラットダートな林道でしたら洗掘くらいは余裕かもしれません。ライン取りを間違えなければですが。※山は乗り越え、谷は跨ぐ。
近年のゲリラ豪雨や線状降水帯による鉄砲水、土石流、冠水などを考えれば、いつも通っている道が通れなくなる可能性もありますからね。
あとは、各車(ジムニー、ハスラー、タフト、クロスビー、軽トラ、デリカミニ)が何センチの冠水まで走れるのか紹介してくれると嬉しいですね。
洗い越しは普通の乗用車でもスポーツカーでも超えられる。
それを走破性というのは勘違いでしょう。
デリカミニの走破性より軽トラのほうがかなり走破性が高いでしょう。軽トラ以下の走破性を走破性があると勘違いして買うことになるでしょう。