トヨタの新型「クラウンスポーツ」と見られるクルマが公道テストをおこなっている様子が各地で目撃されて話題を呼び、SNSなどでは様々なコメントが投稿されています。

　ユーザーからは一体どのような声が寄せられているのでしょうか。

　クラウンは、1955年の初代モデル登場以来、現在まで途切れることなく一貫して同じ車名を冠する、トヨタを象徴する「高級車」の一台です。

　2023年内に発売される予定の新型クラウン スポーツは、16代目のクラウンシリーズを構成する4つのボディタイプのうちの1つで、SUVとハッチバックをかけ合わせたような、高い車高と流れるようなルーフラインを両立したスタイリングをもちます。

　この新型クラウンスポーツについて、トヨタは「エモーショナルで創造的な雰囲気と俊敏でスポーティな走り、乗りやすく運転しやすいパッケージを兼ね備えたミドルSUV」と発表していますが、詳細は未だ公開されていません。

　新型クラウンスポーツのボディサイズは、開発目標値で全長4710mm×全幅1880mm×全高1560mmと、現在販売されているクルマで言えばトヨタ「ハリアー」（全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm）の全高を低く、全幅を拡大し、ワイド&ローにしたようなサイズ感です。

　このクラウンスポーツについて、SNSなどで様々な投稿やコメントが寄せられており、「ヒットするだろうね」「素直にカッコいいと感じます」「スマートでクールな素晴らしいデザイン！」「新型クラウンシリーズでは、これとセダンはが好みです」などの、先代モデルから大きく進化したデザインをカッコいいと評価する意見が多く見られました。

　また「ポルシェの“マカン”と比較してもこっちの方が良い」と、海外の高級ブランドのモデルと比較する声や、「クーペも出してください！本気で購入します」「V型8気筒エンジンを搭載して欲しい…」という、新たなボディタイプやエンジンを希望する声もあり、新型クラウンスポーツがいかに広いユーザー層からの興味を集めているかが伺えます。

　その一方で、「カッコいいと思いますが、クラウンという名は似合わないと思います」「クラウンが持つべき威風堂々さが無くなった」「高級車にクラウンの名を後付けしたように感じる」など、クラウンが長い間にわたって維持してきた伝統やブランドと、新型モデルになるに伴い変化したデザインやボディタイプに違和感を覚えた人の声も、少なからず見られました。

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　クラウンスポーツの発売時期は2023年とアナウンスされていますが、具体的な販売時期やパワートレインのスペックなど詳細はいまのところ明らかになっておらず、トヨタの今後の動きに注目が集まります。