9年ぶり復活! 三菱新型「コルト」世界初公開へ! “MT”や“ハイブリッド”も設定? 「MITSUBISHI」文字ロゴ採用で欧州に登場

2023年4月4日、三菱の欧州法人は2023年6月8日に新型「COLT(コルト)」を世界初公開すると発表し、ティザー画像を公開しました。コルトといえばかつて日本でも展開されていたコンパクトカーですが、どのようなモデルとなるのでしょうか。

9年ぶり復活の新型「コルト」世界初公開へ

 2023年4月4日、三菱の欧州法人は2023年6月8日に新型「COLT(コルト)」を世界初公開すると発表し、ティザー画像を公開しました。

三菱の欧州法人が公開した新型「コルト」のティザー画像
三菱の欧州法人が公開した新型「コルト」のティザー画像

 コルトは、1960年代より主力小型車として展開されていた伝統的な車名で、近年でもグローバルで展開されていたコンパクトカーの名称に用いられ、日本でも2013年頃まで販売されていました。

 欧州でも1960年代に初めて導入され、2004年から2014年の間では40万台以上販売されるなど、ヨーロッパで展開される三菱車のなかで最も有名なクルマだといいます。

 今回そんなコルトの新型モデルが、2023年6月8日に世界初公開されます。2014年の販売終了から約9年ぶりの復活となります。

 世界初公開に先駆け三菱の欧州法人は、ティザー画像と、パワートレインの詳細を公開。

 ティザー画像では、リア周りのデザインが映し出されており、「MITSUBISHI」という文字エンブレムが大きく貼られることがわかります。

 またインテリアの画像が公開されていませんが、三菱の欧州法人は「個性的なドライビング体験を可能にするさまざまなテクノロジーが搭載されています。同時に、ドライバーは高度なインフォテインメント システムを利用できます」とリリース内に記載しています。

 ボディサイズは公開されていませんが、プラットホームには、ルノー、日産、三菱の協力によるCMF-Bプラットフォームがもちいられており、ヨーロッパにおけるBセグメントの位置づけとなるとされているため、これまでに展開されていたモデルよりもやや大きくなることが推察されます。

 パワートレインは、最高出力66馬力を発揮する1.0リッター直列3気筒エンジン+5速MTを組み合わせるガソリンエンジンモデル、最高出力91馬力を発揮する1.0リッター直列3気筒ターボエンジン+6速MTを組み合わせるターボエンジンモデル、システム最高出力147馬力を発揮する1.6リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを備えるハイブリッドモデルの3種が用意されます。

 新型コルトについて、三菱の欧州法人でCEOを務めるフランク クロール氏は次のようにコメントしています。

「新型コルトは、三菱自動車が新型ASXに続き2023年に投じる2車種目の新型モデルです。来年も、この攻勢は続き、新型アウトランダーPHEVも投入します。

 コルトの名に値する非常に競争力のある新しいモデルをお客様に提供できることを嬉しく思います」

 新型コルトは、トルコのブルサで製造され、2023年6月8日の初公開後、2023年秋に発売される予定です。

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