2800万円超え「超高級SUV」登場! 「飛行機」のような豪華リアシート装備のベントレー新型「ベンテイガ EWB」が日本上陸

ベントレーモーターズジャパンは2023年3月27日、新型「ベンテイガ エクステンデッド ホイールベース」のデリバリーを今春より開始すると発表しました。

ベントレーのフラッグシップSUVに「ロング」登場!

 英国の高級車ブランド「ベントレー」の日本法人ベントレーモーターズジャパンは、ラグジュアリーSUVの新型「ベンテイガ エクステンデッドホイールベース(EWB)」のデリバリーを今春より開始すると発表しました。
 

後席重視の「ベンテイガ EWB」が日本導入
後席重視の「ベンテイガ EWB」が日本導入

 ベントレーのSUV「ベンテイガ」は2015年にデビューした同ブランド初のSUVで、日本では2016年に発表されました。

 登場以来、世界各国で人気を博しており、2020年から3年連続で過去最高の世界販売台数を誇り、2022年は全世界1万5174台のうち40%がベンテイガであったといいます。

 今回投入されるベンテイガEWBは、2020年に生産を終了したフラッグシップセダンの「ミュルザンヌ」に代わる最上級モデルと位置づけられ、2022年5月に発表されました。

 エクステリアは、ベントレーのフラッグシップモデルに共通する垂直デザインの「バーチカルベーン」グリルを装備し、標準モデルとの差別化を図っているほか、アンダーボディやサイドパネル、ドア、ルーフが変更され、伸びやかなボディラインでスタイリッシュにデザイン。

 ボディはベンテイガをベースに180mm延長され、全長5305mm×全高1739mm、ホイールベースは3175mmとなっています(日本仕様の全幅は非公開)。

 延長されたホイールベースはキャビンスペースの拡大に充てられ、リアドアが長くなったことで、室内では後席のレッグスペースが広がりました。

 後席はファーストクラスのように豪華な2座仕様の「エアラインシート」に加え、3座のベンチシート、そして小さなジャンプシートを配置し、必要に応じて5名が乗車できる「4+1」を設定しています。

 なお後席には、世界初となる自動でシート表面の温度を調整する「オートクライメートシステム」と、シートクッションを微調整し血液循環を促進する「姿勢調整システム」も採用されています。

 インテリアは15色から好みのカラーを選ぶことができ、10種類のパネルを設定。オプションでコントラストステッチやディープパイル生地のマットも用意。

 パワートレインは最大出力550馬力・最大トルク770Nmを発生する4リッターV型8気筒ツインターボエンジンに8速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が組み合わされ、最高速度は290km/h、0-100km/h加速は4.6秒をマーク。

 延長したボディに合わせて全輪操舵「AWS」を採用したことで、最小回転半径は標準のベンテイガより7%小さくなり取り回し性が向上したほか、標準モデルと同等レベルのハンドリング性能も確保していると言います。

 新型ベンテイガEWBの価格(消費税込)は2802万8000円からとなっています。

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 なお、ベンテイガEWBのデビュー直後には、上級モデル「ベンテイガ アズール」の限定車となる「ベンテイガEWBアズール・ファーストエディション」が発売され、受注開始から12ヶ月間の限定販売が行われています。

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