なんで車内が水浸し!? 「スライドドア」のクルマが悲惨な目に… トラブルを避けるため「注意すべきこと」とは
電動で開くスライドドアの注意点とは
そのトラブルとは、「洗車」をしている際に意図せずドアが開いてしまうという事態です。
とくに洗車機の利用中、開閉スイッチにブラシなどが当たってドアが開いてしまった場合には、大量の水と洗剤が車内に流れ込み、内装からシートに至るまですべてが水浸しの大惨事になりかねません。
しかも乾かせば良いというわけではなく、水浸しになったことで電装系が故障する可能性も十分にあります。
危険なのは洗車機に限った話ではなく、手洗い洗車や整備をしているときでも突然ドアが開いてしまうと、作業している人に思わぬ被害が発生することもあり危険だといいます。
では、どうすればこのような危険を回避できるのでしょうか。都内の洗車専門店のスタッフに話をうかがったところ、以下のように説明がありました。
「スライドドアやバックドアに電動開閉システムを搭載したクルマを洗車するときは、洗車機か手洗いかに関わらず準備段階で必ずカギをロックするか、あるいは機能の制御スイッチを『OFF』にして作動しないようにします。
また、もしすでにトラブルが発生し車内が水浸しになってしまった場合には、専門の自動車クリーニング業者に依頼することをおすすめします。
ドアや窓を開け放って乾燥させようとしても、シートの奥にまで染み込んだ水分は簡単には乾燥せず、むしろカビを発生させる原因になります。
さらに、無理に乾燥させようとしてドライヤーなどを使用すると、火災を起こしたり、逆にシートを痛める可能性も高いので注意が必要です」
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最新のクルマはどんどん便利になり様々な部分が電動化、さらには自動で動くようになっています。だからこそ、それぞれの機能が何を切っ掛けにどのように作動するのかを、事前にしっかりと把握しておくことが大切でしょう。
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