トヨタ米国事業の「最重要車種」カムリ 新型を初披露 日本発売は

アメリカで開催中の北米国際自動車ショーにおいて、トヨタが新型「カムリ」を世界初披露しました。

北米では年間40万台生産

 トヨタは2017年1月9日(月)、ミシガン州デトロイトで開催中の北米国際自動車ショーで、アメリカ仕様の新型「カムリ」を世界初披露したと発表しました。現地時間1月14日(土)から一般公開されます。

「カムリ」は1982(昭和57)年に日本で発売以来、世界100以上の国と地域で販売されているミッドサイズセダン。累計販売台数は1800万台を超えます。トヨタによると、アメリカでは高い売り上げを示しているのみならず、ケンタッキー州の工場で年間約40万台を生産するなど、「米国事業における最重要車種の一つ」としています。

 8代目となる新型は、低重心感とスポーティさを強調しつつ、後席の上部空間を確保するなどして実用性を両立。インターフェースにはカラーヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイ、8インチオーディオビジュアルナビゲーションを採用し、“未来感”を演出しています。

 また、新型エンジン「Dynamic Force Engine」を初採用するモデルとして、2.5Lガソリン車、ハイブリッド車を設定。ともに、世界トップレベルの熱効率を達成すると同時に、燃費と動力性能の大幅向上を実現しているそうです。

 日本では、2017年夏ごろから、全国のトヨタカローラ店などで販売される予定です。

【了】
提供:乗りものニュース

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